2012年11月5日月曜日

豪G1マッキノンS.、8歳アルコポップがG1初勝利。オーシャンパークが5戦ぶりに敗れる

11月3日に行われた豪G1マッキノンS.(芝2000m、3歳以上)は、昨年の勝ち馬グラスハーモニウムが2番手以下を数馬身離して逃げ、残り200mでも3馬身ほどリードを保っていましたが、6番手の内を追走した2番人気アルコポップが最後の直線で最内をついて追い上げるとゴール直前でクビ差交わして優勝し、G1競走9戦目でG1初勝利を挙げました。

グラスハーモニウムは昨年のこのレース以来7戦振りの連対。

新G1チャレンジS.(芝1400m)、豪G1アンダーウッドS.(芝1800m)、豪G1コーフィールドS.(芝2000m)、豪G1コックスプレート(2040m)と新豪のG1を4連勝中だった1番人気オーシャンパークは道中アルコポップのすぐ外を併走し最終コーナーでは大外を回ってアルコポップから3/4馬身差の3着。


アルコポップは父ジューン、母アイオタオブラック(豪1勝)母の父ブレヴィックという血統

2008年11月にデビュー戦勝ち。10戦目の豪G2ハーバートパワーS.(芝2400m)で重賞初出走初勝利すると、その次走の2009年G1メルボルンカップは6着。その後は19戦して2010年の豪G1ヤルンバS.(芝2000m)でソーユーシンクの2着しましたが、それ以外はG2で2着、準重賞2勝しただけでした。

しかし2走前10月のコーフィールドS.は6頭立て最低人気でオーシャンパークの3/4馬身差2着に入り、次走の豪G1コーフィールドカップ(芝2400m)でもドゥナデンの1/2馬身差2着していました。

今回は32戦中19戦、またどちらも2着だった近2走のG1でも手綱を取ったD.ターナー騎手ではなくウィリアムズ騎手を乗せることを陣営が決断して乗り替わり。初騎乗できっちり結果を出すウィリアムズ騎手はさすがです。

2012年マッキノンS.のレース映像。出遅れる緑の勝負服がアルコポップ。逃げる芦毛がグラスハーモニウム。赤の帽子、白と紫の勝負服がオーシャンパーク。

マッキノンステークス(Longines Mackinnon Stakes)
2012年11月3日、オーストラリア・フレミントン競馬場、芝2000m
3歳以上、G1、8頭、Good、レース結果、総賞金100万ドル

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1アルコポップ
Alcopop
8セン
6倍
C.ウィリアムズ
59kg
2分01秒2633戦【10-5-0-18】
重賞2勝目
2グラスハーモニウム
Glass Harmonium
7牡
13倍
D.オリヴァー
59kg
クビ28戦【5-6-2-15】
英豪でG1含む重賞3勝
3オーシャンパーク
Ocean Park
4牡
1.73倍
G.ボス
58.5kg
1/212戦【7-3-1-1】
G1競走4勝

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