キングムファサが10着だった3月の豪G1チッピングノートンS.(芝1600m、3歳以上)の勝ち馬シュートアウトが3着に入っています。2番人気に支持された、前走豪G1ロイヤルランドウィックギニー(芝1600m、3歳)4馬身差4着のレベルデインは2・1/2馬身差の10着。
ちなみにキングムファサは父ペンタイア、シュートアウトは母の父ペンタイアです。
ピエロは父ロンロ、母ミスライトノート(仏豪1勝ずつ)、母の父デイラミという血統の3歳牡馬。母の半兄は仏G1イスパーン賞などG1競走2勝のレイヴロック。
1年前に2歳戦世界最高賞金の豪G1ゴールデンスリッパー(芝1200m)など1マイル以下で豪G1を3勝。デビュー9戦目の豪G1コーフィールドギニー(芝1600m、3歳)はブラックキャビア半弟のオールトゥハードに1/2馬身差の2着でデビュー以来初めて負けると、その次走の豪G1コックスプレート(芝2040m、3歳以上)も距離が合わなかったか4馬身差の3着と連敗しました。
前々走3歳限定G2で3走ぶりに勝利し、前走の豪G1カンタベリーS.(芝1300m、3歳以上)でG1競走4勝目を挙げていました.
次走は4月20日の豪G1ドンカスターH.(芝1600m、3歳以上)へ。オールトゥハードが出てこないのが惜しいですが、1番人気で強い競馬を期待したい。
またこのレース5回目、今回で2着1回3着2回4着1回(10着1回)となったキングムファサはここ数走がいまいちで、さらに前走後に気道の手術を受けたばかり。人気は当然、下から3頭目、ブックメーカーによって90倍から100倍ほどの人気薄でしたが、見事に復活しました。G1に限れば昨年12月以来4走ぶりの連対です。このあとはG1香港チャンピオンズマイルへ。
2013年ジョージライダーS.のレース映像(YouTube)。赤の帽子と袖、青の胴の勝負服がピエロ。青の袖、白の胴がキングムファサ。
ジョージライダーステークス(Daily Telegraph George Ryder Stakes)
2013年4月6日、オーストラリア・ローズヒル競馬場、芝1500m
3歳以上、G1、12頭、Slow7,レース結果、総賞金40万豪ドル
着 順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | ピエロ Pierro | 3牡 1.36倍 | N.ラウィラー 56.5kg | 1分31秒08 | 13戦【11-1-1-0】 重賞10勝目 |
2 | キングムファサ King Mufhasa | 8セン 101倍 | M.ロッド 59.0kg | クビ | 60戦【20-8-6-26】 新豪でG1を10勝 |
3 | シュートアウト Shoot Out | 6セン 13倍 | J.ボウマン 59.0kg | 3/4 | 34戦【10-5-6-13】 G1競走5勝 |
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