2013年4月17日水曜日

25連勝のブラックキャビア引退。初年度種付けはフランケルではない

4月13日の豪G1 T.JスミスS.を勝ってデビューから無敗の25連勝としたブラックキャビアについて、オーナーグループとピーター・ムーディー調教師が協議した結果、同レースを最後に引退すると発表されました。20日(土曜日)にコーフィールド競馬場でファンへのお披露目の機会が設けられるとのこと。

Black Caviar has been retired after 25 straight wins | Herald Sun
(会見映像)Black Caviar to make farewell appearance on Saturday

ブラックキャビアはT.JスミスS.で豪調教馬最多記録を更新するG1競走15勝目を挙げており、「現役を続けることも検討したが、成すべきことは全て達成したと考えており、引退させることにした」としています。

子を売る気はなく、現オーナーグループが所有して走らせるそうです。ブラックキャビアのサーモンピンク地に黒の水玉模様の勝負服を使うことはもうないとも述べられています。


なお、初年度の交配相手は未定で、注目されているフランケルの可能性は低いとのこと。

私の予想ではオーナー代表のニール・ウェレット氏は豪ヴァイネリースタッドのオーナーの一人でもあるので、その繋養種牡馬の代表格であるモアザンレディが選ばれるのではないかと思っていますが、ブラックキャビアはデインヒルを持たないので、ダーレーのエクシードアンドエクセルやクールモアのファストネットロック、アローフィールドのリダウツチョイスなど、日本のSS系のように豪リーディング上位を占めるデインヒル系種牡馬を何でも選べます(ファストネットロックだとロイヤルアカデミーIIの3×3になってしまいますが)。

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