昨年11月の豪G1クラウンオークス(芝2500m、3歳牝馬、複数ある「オークス」で最高賞金)ディアデミが2着。さらに2馬身差の3着に一昨年の豪G1サウスオーストラリアンダービー(芝2500m)勝ち馬ザビーリオネアの全妹ゴンドコロ(母の父カーネギー)が入っています。
1番人気のG1 NZダービー(芝2400m)勝ち馬ハビビは4着。
ロイヤルディセントは父リダウツチョイス、母ムーランプリンセス(豪G2勝ち)、母の父カープスタッドという血統。リダウツチョイスの22頭目のG1勝ち馬となりました。母ムーランプリンセスの3/4同血に豪G1馬ゴールデンソードがいます。
2011年に豪マジックミリオンズ・ゴールドコースト・イヤリングセールに上場されるも主取り35万豪ドルに1万豪ドル届かず生産者の Gerry Harvey 氏が馬主となってデビュー。
3走前の豪G2サラウンドS.(芝1400m、3歳牝馬)はディアデミの4馬身差4着に敗れましたが、前走の豪G3アドリアンノックスS.(芝2000m、3歳牝馬)は2着に2・1/2馬身差をつけて快勝し重賞初勝利を挙げていました。
オーストラリアは良馬場から不良馬場まで1-10の数字で馬場状態を表しますが、今回は10まで悪化しており(ほとんどの場合3-5程度)、こういう馬場が得意なのかもしれません。また距離も2000m以上は2戦2勝となりました。来シーズンも現役を続けるとのこと。
ちなみにこの日、イーグルファーム競馬場で母の父がアグネスワールドのベターザンレディ Better Than Ready が準重賞3勝目を挙げています。前走の豪G1ニューマーケットH.(芝1200m)は5馬身差5着(13頭)していたから順当勝ち。これで通算10戦6勝です。次走は5月11日の豪G1 BTCカップ(イーグルファーム・芝1200m)が検討されています。
2013年オーストラリアンオークスのレース映像(YouTube)。手前から2頭目の発走がロイヤルディセント。
オーストラリアンオークス(Patinack Farm Australian Oaks)
2013年4月20日、オーストラリア・ランドウィック競馬場、芝2400m
3歳牝馬、全馬56kg、G1、10頭、レース結果、総賞金55万豪ドル
着 順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | ロイヤルディセント Royal Descent | 3牝 4.5倍 | N.ラウィラー | 2分34秒19 | 7戦【4-1-1-1】 重賞2勝目 |
2 | ディアデミ Dear Demi | 3牝 7.5倍 | J.キャシディ | 10 | 20戦【5-4-4-7】 G1【1-3-1-2】 |
3 | ゴンドコロ Gondokoro | 3牝 17倍 | R.マクロード | 2 | 11戦【1-0-2-8】 |
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