昨年の英2冠馬キャメロットは1・1/2馬身差の2着。3着に9馬身差といってもその3着は自厩舎のペースメーカーですから、「今年の4歳(昨年の3歳)は弱い」説を補強することになっていました(アルカジームは5歳)。オブライエン調教師は「疝痛手術明け2戦目で、それ以降では初めて厳しいレースだったから悪くない」としています。
アルカジームは父ドバウィ、母カジーム(未勝利)、母の父ダルシャーンという血統のイギリス産馬。
昨年5月の英G2ジョッキークラブS.(芝12ハロン)を4馬身差で勝って重賞初勝利を挙げたものの、故障のため2012年はその1戦だけ。前走4月の復帰戦、英G3ゴードンリチャードS.を勝って重賞2連勝していました。
ドイル騎手は「キャメロットには当然一目置いていたから、残り2ハロンで起きていることが信じられなかったよ」と述べています。次走は7月6日の英G1エクリプスS.(芝10ハロン)のようです。キャメロットはその前に6月19日の英G1プリンスオブウェールズS.(芝10ハロン)も検討されています。
2013年タターソールズゴールドカップのレース映像。3番手キャメロット、最後方アルカジーム。
タターソールズゴールドカップ(Tattersalls Gold Cup)
2013年5月26日、アイルランド・カラ競馬場、芝10ハロン110ヤード
4歳以上、G1、4頭、Good to Firm、レース結果、1着賞金13万ユーロ
着 順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | アルカジーム Al Kazeem | 5牡 3.25倍 | J.ドイル | 2分14秒48 | 10戦【5-4-0-1】 重賞3連勝 |
2 | キャメロット Camelot | 4牡 1.36倍 | J.オブライエン | 1・1/2 | 9戦【6-2-0-1】 G1競走3勝 |
3 | ウィンザーパレス Windsor Palace | 8牡 34倍 | S.ヘファナン | 9・1/2 | 29戦【2-0-5-22】 重賞1勝 |
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