2馬身差2着にイングランディーレ産駒で母もJRA2勝のシルバーミーティアという血統の ウンヘ。ちなみに昨年はイングランディーレ産駒のチグミスンガンが勝っていました。
3冠初戦のKRAカップマイル勝ち馬スティングレイが1.1秒差の6着。安部幸夫騎手のラストムデ(母ホワイトアロアはJRA3戦未勝利)は16頭立て最低人気で7着。
スピーディファーストは父メニフィー、母スピーディーディーディ(米ステークス1勝)、母の父ヴィクトリーギャロップという血統。メニフィー産駒はダービーの16頭中6頭を占めていました。
2頭出走した牝馬のうちの1頭で、牝馬としては2009年以来のダービー勝利。ちなみにその2009年の勝ち馬 Sangseung Ilro も同じKim Young Kwan調教師の管理馬で同氏は今回でダービー2勝目。
昨年12月のデビュー戦で3着に敗れて以降は4連勝。1500mまでの経験しかなく初の1800mがどうかでしたが問題なかったですね。外枠でしたが、距離ロスを最小に抑えた騎乗でした。オークスは8月に、3冠最終戦のミニスターズカップは10月にあります。
藤井騎手は昨年、韓国の最強馬決定戦であるローカルG1グランプリ(ダート2300m、2歳以上)も牝馬のガンドゲバダで勝っており、そのグランプリ、今回のダービーとも藤井騎手が外国人騎手としては初勝利という素晴らしい成績を挙げています。
騎手免許は9月まで更新されているとのことですが藤井騎手が今回騎乗したのは主戦騎手が1番人気のスティングレイの主戦でもあったからで、オークスでは元の騎手に戻るかもしれません。
(英語記事、写真数枚あり)Joe Fujii Wins The Korean Derby On Filly Speedy First | Horse Racing in Korea
2013年韓国ダービーのレース映像。予備(公式)。13番枠、赤の帽子がスピーディファーストです。
韓国ダービー(Korean Derby)
2013年5月19日、韓国・釜山競馬場、ダート1800m
3歳、ローカルG1、16頭、不良、レース結果(9Rを選択)、1着賞金3億30000万ウォン
着 順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | スピーディーファースト Speedy First | 3牝 5.1倍 | 藤井勘一郎 55kg | 1分58秒5 | 6戦【5-0-1-0】 重賞初勝利 |
2 | ウンヘ Unhae | 3牡 47.8倍 | H.LEE SANG 57kg | 2 | 8戦【3-2-2-1】 1800mで2連勝 |
3 | メジャーキング Major King | 3牡 21.0倍 | M.YOU HYUN 57kg | 1・3/4 | 7戦【4-1-2-0】 前走1800mで3着 |
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