最後方から追い込んだ豪G1メルボルンカップ(芝3200m)などG1競走3勝のドゥナデンがさらに1馬身差の3着。
前走G1ドバイデューティフリー3着で、昨年は英G1ファルマスS.(芝1マイル、3歳以上牝馬)を勝ち、牡馬相手の仏G1ガネー賞(芝2100m)、G1香港カップ(芝2000m)どちらも2着していた牝馬ジオフラが1番人気でしたが4着。昨年のG1仏ダービー(芝2100m)馬サオノワが5着など。
パストリアスは父ソルジャーホロウ、母プリンセスリー(独3勝)、母の父モンズンという血統のドイツ産馬。ちなみにこのレースで逃げて8着だった同オーナー・同厩舎のポイントブランクは半兄です(騎手はマリオ・ホーファー調教師の娘ステファニー)。
昨年のG2独2000ギニー約8馬身差7着から挑んだG1独ダービー(芝2400m、3歳)は大本命のノベリストをゴール直前で1/2馬身交わして重賞2勝目、G1初勝利。その次走、古馬初対戦の独G1ダルマイヤー大賞(芝2000m)は前年の勝ち馬に8馬身差をつけてG1連勝。
その後も独G1バーデン大賞(芝2400m)でデインドリームから1馬身差の3着。英G1チャンピオンS.(芝10ハロン)はフランケル、シリュスデゼーグル、ナサニエルに次ぐ4着していました。
今回はG1でしたがチャンピオンS.に比べるとメンバーもかなり弱く、勝っても驚きはないですね。次走は5月19日の星G1シンガポール航空国際S.(芝2000m)へ。5月10日に移動する予定だそうだから、この記事執筆時点でもう飛んでいるかもしれません。
2013年ガネー賞のレース映像。内から3頭目の発走がパストリアス。
ガネー賞(Prix Ganay)
2013年4月28日、フランス・ロンシャン競馬場、芝2100m
4歳以上、牡58kg、牝56.5kg、G1、9頭、レース結果、総賞金30万ユーロ
着 順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | パストリアス Pastorius | 4牡 8.3倍 | O.ペリエ | 2分08秒39 | 12戦【6-2-2-2】 重賞5勝目(独G1競走2勝) |
2 | マキシオス Maxios | 5牡 5倍 | S.パスキエ | 1 | 14戦【6-2-0-6】 4月初旬に仏G2勝ち。重賞3勝 凱旋門賞馬バゴの半弟 |
3 | ドゥナデン Dunaden | 7牡 12倍 | J.スペンサー | 1 | 38戦【10-9-7-12】 豪G1を2勝、香港G1を1勝 |
0 件のコメント:
コメントを投稿