オーナーは「馬主人生で最高の1日です」と述べています。ヘリヤー騎手はパドックでホファー調教師から「好きに乗ってくれ」と言われていたと。また2着ノベリストについては翌日に熱発が確認され、また芝が入ったことによると思われる目の腫れが確認され、どちらもレース中にはすでにその影響下にあったかもしれないとのことで、実力を発揮できなかったのかもしれません。
パストリオスは父ソルジャーホロウ、母 Princess Li(独3勝)、母の父モンズンという血統。 ノベリストも父モンズンです。前走のG2独2000ギニーは約8馬身差7着に敗れましたが、昨年11月の2歳G3(芝1700m)ではダービー2番人気5着したブラックアローを負かして優勝していました。ソルジャーホロウは独伊で2000mのG1をそれぞれ2勝ずつの独年度代表馬。加えて母父モンズンなので距離伸びて良かったでしょうか。ちなみに現3歳がソルジャーホロウの初年度産駒で、7月7日時点ではパストリオスが唯一の重賞勝ち馬です。
2012年G1独ダービーのレース映像。ゲート向かって右から7頭目がノベリスト。一番右がパストリオス。
ドイチェスダービー(Sparda 143 Deutsches Derby)
2012年6月30日、ドイツ・ハンブルグ競馬場、芝2400m
3歳牡牝、G1、14頭、Good、レース結果、総賞金50万ユーロ
着順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | パストリオス Pastorius | 3牡 32倍 | T.へリヤー | 2分32秒23 | 7戦【3-2-0-2】 重賞2勝目 |
2 | ノベリスト Novellist | 3牡 1.7倍 | E.ペドロザ | 1/2 | 5戦【4-1-0-0】 重賞2勝 |
3 | ジローラモ Girolamo | 3牡 11.5倍 | A.シュタルケ | 短アタマ | 5戦【1-0-2-2】 前走ノベリストから5馬身差4着 |
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