道中もほぼ同じ中団に位置した2頭は最後の直線で内からプリンセスヴィクトリアが先に抜け出すと、外から猛追したエボニーフライヤーを1/2馬身差抑えて重賞7勝目、G1競走4勝目を挙げています。
また昨年の勝ち馬ハッピーアーチャーは3番人気3着でした。ここより賞金の高い3月の南アG1ホースチェストナットS.(芝1600m、3歳以上牡牝混合)の勝ち馬ダンスウィズザデヴィルはイググらとともにモーリシャスでの検疫中で当然出走しませんでした。
勝ったマーカス騎手はレース前に「勝負はプリンセスヴィクトリアとエボニーフライヤーで決まるだろう。割って入れるとすればハッピーアーチャーだけ」と述べていたとのことで、そのとおり決まっています。今後は海外遠征も検討されているとのこと。
プリンセスヴィクトリアは父ヴィクトリームーン、母プラチナムプリンセス、母の父ラキーンという血統。ヴィクトリームーン産駒はこの日のG1で2勝目。2走前の南アG1サウスアフリカンフィリーズスプリントでもエボニーフライヤーと対戦しており、そのときはエボニーフライヤー1着、プリンセスヴィクトリア1馬身差5着でした。
2012年ガーデンプロヴィンスS.のレース映像。
ガーデンプロヴィンスステークス(Jonsson Workwear Garden Province Stakes)
2012年7月7日、南アフリカ・グレイヴィル競馬場、芝1600m
3歳以上牝馬、G1、15頭、レース結果、総賞金50万南アフリカランド
着順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | プリンセスヴィクトリア Princess Victoria | 3牝 3.2倍 | A.マーカス 59kg | 1分34秒27 | 12戦【9-1-1-1】 重賞7勝目 |
2 | エボニーフライヤー Ebony Flyer | 4牝 2.1倍 | B.ファイドハーベ 60kg | 1/2 | 12戦【8-2-1-1】 重賞5勝 |
3 | ハッピーアーチャー Happy Archer | 4牝 9倍 | G.レレナ 60kg | 1 | 21戦【6-2-4-9】 G1競走2勝 |
0 件のコメント:
コメントを投稿