武豊騎手がブーツなどに紫を使用するのはブリーダーズカップの基調色だから、というのはご存知のとおり。
トレイルBCターフ挑戦へ 鞍上は武豊を予定 ― スポニチ Sponichi Annex 競馬
トレイルブレイザー ブリーダーズCターフ挑戦 - 競馬・公営 - ZAKZAK
アメリカでは鼻出血予防効果があるとされるラシックスを使用できるため遠征を決めたとのこと。同様の例として、2010年にレッドディザイアが米G1フラワーボウル招待S.3着、米G1 BCフィリーアンドメアターフ4着とそこそこの成績を残しています。トレイルブレイザーはすでにBC登録済み。
今年のブリーダーズカップは米カリフォルニア州のサンタアニタパーク競馬場で行われます。「前哨戦を使って中2週でBCターフへ」と記事にありますが、10月13日14日の芝重賞レースだと適鞍といえるものは西海岸には無く、14日の加ウッドバイン競馬場のカナディアン国際S.か、13日の米G3ニッカボッカーS.(ベルモントパーク芝9f、東海岸)くらい。だから東海岸で重賞を使うか、西海岸で重賞以外を使うか、「中2週」という情報が間違っているかのどれかでしょう。
BCターフでライバルとなりそうなのは次のとおり。
- アクラメーション(芝とAWで米G1を5勝)
- セントニコラスアビー(昨年のBCターフ勝ち馬)
- シームーン(昨年2着)
- ブリリアントスピード(昨年3着)
- ポイントオブエントリー(米G1マンノウォーS.1着)
- ターボコンプレッサー(米G1ユナイテッドネイションズS.1着)
- スリムシェイディ(地味に米芝G1で2戦連続2着)
なお、ラシックスの当日投与はアメリカにおいても禁止される方向で検討されており、今年のBCでは2歳戦で使用禁止と定められています。また米国内の準重賞以上のレースについて、2014年に2歳馬のみ禁止、2015年に3歳以下で禁止、2016年から全馬禁止という案を中心に議論されています。
0 件のコメント:
コメントを投稿