2012年7月21日土曜日

今年のベルモントS.勝ち馬ユニオンラグズ引退

今年のベルモントステークスを勝ったユニオンラグズが引退することが発表されました。

Belmont winner Union Rags retired - Thoroughbred Times

7月10日の検査で繋靭帯に異常が見つかったため、翌11日に年内休養することが発表されていました。しかしオーナーが「今の時期であれば種牡馬場との交渉に十分な時間を持つことができる」と考えたため引退することになったと述べられています。

ユニオンラグズは父ディキシーユニオン、母テンポ(3戦2勝2着1回)、母の父ゴーンウェストという血統。 生産者のフィリス・ワイス氏は1歳時に一度他者に売ったユニオンラグズを2歳の2月に39万ドルで買い戻し、自身の Chadds Ford Stable の名義で走らせていました。現在所有するのは2頭だけでそのうちの1頭であると。「夢があって、それを彼がかなえてくれると分かっていたので(買い戻し た)」と述べていました

米2歳G1シャンペンS.でG1初勝利。BCジュベナイルで2着し、3歳緒戦の米G2ファウンテンオブユースS.を4馬身差で楽勝しましたが、米G1フロリダダービー3着、米G1ケンタッキーダービー7着と敗れていました。プリークネスS.を見送って挑んだ米G1ベルモントステークス優勝が最後のレースとなりました。

2012年ベルモントステークスのレース映像。内から3頭目の発走、黄色の勝負服、シャドーロール装着馬がユニオンラグズ。

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