2012年2月27日月曜日

米G2ファウンテンオブユースS.はユニオンラグズが4馬身差の楽勝

出走メンバーからケンタッキーダービーの重要トライアルになりそうだった2月26日の米G2ファウンテンオブユースS.(ダート8.5ハロン)は、注目の1頭アルゴリズムズが直前で右前脚の管骨瘤を理由に回避。

レースはアルゴリズムズと同じプレッチャー厩舎で1番人気のディスクリートダンサーが逃げましたが、2馬身ほど後方の4番手を追走していた2番人気ユニオンラグズが4コーナーから悠々と進出し直線入り口で先頭に立つと最後は2着に4馬身差をつける楽勝で、重賞3勝目を挙げました。

前走ここと同コース・同距離のアローワンスオプショナルクレーミングで2着していたニュースペンディングが重賞初出走で2着。デビュー戦を約10馬身差圧勝し、前走は1マイルのアローワンスオプショナルクレーミングで5馬身差の完勝していたディスクリートダンサーが3着でした。


ユニオンラグズは2走前のG1シャンペンS.(ダート8ハロン)で5馬身差勝利。前走のBCジュベナイル(ダート8.5ハロン)は終始外を回らされて頭差2着。そのBCジュベナイル勝ち馬ハンセンに1月の米G3ホーリーブルS.で5馬身差をつけて勝っていたのがアルゴリズムズだったというわけで、2頭の対戦が期待されていたのです。

アルゴリズムズの怪我は今のところ深刻な状態ではないとのことですが、次走は不明。ユニオンラグズの次走は、3月31日の米G1フロリダダービー(ダート9ハロン)です。

ユニオンラグスは2戦目から前走までJ.カステリャーノ騎手が騎乗していましたが、同騎手はアルゴリズムズを選んだため、今回からルパルー騎手とのコンビ でダービー路線に向かいます。今月中旬に婚約したことが明らかになったばかりのルパルー騎手がケンタッキーダービー初制覇なるか注目です(お相手はM. ミッチェル調教師の娘で女優)。


ユニオンラグスの5代血統表。3代母 Grad Rags が英1000ギニー勝ち馬。

2012年G2ファウンテンオブユースS.のレース映像(NTRA)。YouTubeはこちらですが、なんだかカクカクした動画です。

ファウンテンオブユースステークス(Fasig-Tipton Fountain of Youth Stakes)
2012年2月26日、アメリカ・ガルフストリームパーク競馬場、ダート8.5ハロン
3歳、G2、7頭、Fast、レース結果(PDF)、総賞金40万ドル
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1ユニオンラグズ
Union Rags
3牡
2.2倍
J.ルパルー1分42秒685戦【4-1-0-0】
G1シャンペンS.1着
2ニュースペンディング
News Pending
3牡
28.5倍
K.デザーモ47戦【1-3-0-3】
重賞初出走
3ディスクリートダンサー
Discreet Dancer
3牡
1.8倍
J.ヴェラスケス2・1/43戦【2-0-1-0】
デビュー戦10馬身差勝利

0 件のコメント: