高松宮記念(GI)-海外からの予備登録馬及び選出馬-- JRA
ただし、ザファクターはドバイにも登録しています。日本遠征に関するバファート調教師のコメントもないですし、高松宮記念には出走する可能性はほとんど無いと思いますが、もしかするとゴールデンシャヒーンのメンバー次第で高松宮記念に回ってくるつもりなのかもしれないので、いちおう成績を紹介しておきます。
ザファクターの成績
9戦5勝【5-0-0-4】
表は重賞のみ。
年月日 | レース名 (D=ダート、AW=オールウェザー) | 着順/ 頭数 | 勝ちタイム/ (着差) | 騎手 |
2011年 2月20日 | G2サンヴィンセントS. サンタアニタ競馬場・D7ハロン | 1着/5頭 | 1分20秒34 3/4馬身 | M.ガルシア |
3月19日 | G2レベルS. オークローンパーク競馬場・D8.5ハロン | 1着/9頭 | 1分42秒19 6・1/4 | M.ガルシア |
4月16日 | G1アーカンサスダービー オークローンパーク競馬場・D9ハロン | 7着/13頭 | 1分49秒34 約9馬身 | M.ガルシア |
8月28日 | G1パットオブライエンS. デルマー競馬場・AW7ハロン | 1着/5頭 | 1分21秒56 1・3/4馬身 | M.ガルシア |
10月08日 | G1エンシェントタイトルS. サンタアニタ競馬場・D6ハロン | 4着/6頭 | 1分08秒24 約7馬身 | M.ガルシア |
11月05日 | G1 BCダートマイル チャーチルダウンズ競馬場・D1マイル | 8着/9頭 | 1分34秒59 約12馬身 | M.ガルシア |
12月26日 | 米G1マリブS. サンタアニタ競馬場・D7ハロン | 1着/10頭 | 1分19秒89 3・1/4馬身 | M.ガルシア |
ザファクターはデビュー戦(4着)を除いていずれも逃げています。3戦目以降の7戦はすべてグレードレースです。芝の経験が無いことは気になります。
パットオブライエンS.は逃げ切って優勝。4着馬スマイリングタイガーは前々走のG1トリプルベンドH.優勝。また2着馬キャンプヴィクトリーはそのトリプルベンドH.でも2着しており、またトリプルベンドH.3着馬はのちにBCスプリントを勝つアマゾンビーでした。
真ん中の枠がザファクター。
エンシェントタイトルS.ではそのアマゾンビーの4着。2,3番手追走馬がそれぞれ6頭立ての5,6着に敗れる先行馬に厳しい競馬でした。
ゼッケン1番がザファクター。上のレースだけ勝負服が違うので注意。
BCダートマイルも逃げましたが、2番手追走シャックルフォード(プリークネスS.勝ち馬)に直線入り口で交わされると脚がもうありませんでした。シャックルフォードは2着に粘りましたが、9頭立て8、9番手を追走していた2頭が1,3着というレース展開でした。ちなみにこのBCダートマイル勝ち馬は、G2レベルS.で前残りの展開を中団から唯一追い上げてザファクターの6馬身差2着したケイレブスポッセです。
マリブS.は1番人気で完勝。ただし2-5番人気のうち、重賞経験があったのは3人気7着だったスマッシュだけ(G2で2着1回)という低レベルのメンバーでした。2,3着馬はその後も重賞には出走していません。
ザファクターの5代血統表。父はダンジグ系ウォーフロント。母の父がミスワキ。ミスタープロスペクターの5×3のクロスがあります。
ウォーフロントは2012年の種付け料が6万ドルの人気種牡馬。現役時代はG2を1勝し、短距離G1で2着2回しました。
ザファクターの叔父チーフシアトル(父シアトルスルー)は、どちらも8.5ハロンのG1シャンペンS.とBCジュベナイルで2着。
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