やはりフューチュリティーS.は出走しないことになりました。
【19日追記】 本日19日にムーディー調教師が述べたところによると、レース後の状態も良いので、25日のG1フューチュリティーS.(芝1400m)に出走するかもしれないとのこと。【追記ここまで】
G1オーアS.からの連闘でG1ライトニングS.を勝ったブラックキャビアについて、ムーディー調教師は「来週は走らせない。今日はタフなレースになったので3連闘はできない。オーナーと話し合ってドバイに行くことになれば、今日のレースがドバイ前の最後のレースである。ドバイに出走しない場合、6月のイギリス遠征に備えて、国内でのプランを考える」と述べ、25日のG1フューチュリティS.(1400m)出走は止めることを明らかにしました。
もともとムーディー師はドバイ遠征するつもりはなかったところにオーナーの強い希望があり、最近になってドバイ遠征の可能性が高くなっています。オーナーの希望なのだから遠征すると思います。
ドバイに出走する場合はG1ドバイゴールデンシャヒーン(メイダン競馬場・AW1200m)が有力。ただし直線1000mで行われた今日のライトニングS.後にムーディー師が「彼女は直線競馬が好きだ」と述べており、今年からG1に昇格したアルクォズスプリント(直線芝1000m)を考慮する可能性もありますが、アルクォズスプリントはグローバルスプリントチャレンジ対象競走ではなく、1着賞金も半分であることから、普通にゴールデンシャヒーンを選ぶでしょう。
無敗の19連勝はオーストラリアにおける最多記録。また、オーストラリア競馬の連勝記録としては22連勝が最高のようですが、ひとつは現存しない競走体系の、父がクォーターホースである馬によって記録されたもので、もうひとつは地方競馬(草競馬?)によるものであるため、1910年代に記録された19連勝が実質的な連勝記録として扱われているとのこと。
Black Caviar out to join Hall of Fame inductee Ajax on 18 consective wins on Saturday- www.thoroughbrednews.com.au
つまりブラックキャビアは最多連勝記録に並んだもののドバイに行く場合は記録更新は先の話になりそうです。
ドバイ後は昨年から予定していたイギリス遠征です。
- 6月23日 G1ダイヤモンドジュビリーS.(アスコット競馬場・芝6ハロン)
- 7月14日 G1ジュライカップ(ニューマーケット競馬場・芝6ハロン)
また現在のところ可能性は低いですが、ダイヤモンドジュビリーS.ではなく6月19日のクイーンアンS.(芝1マイル)に出走してフランケルとの対戦もあるかもしれません。
フランケル対ブラックキャビア戦の可能性を整理。実現するなら6月のクイーンアンS.が最有力だが
豪ブラックキャビアが無敗の17連勝
豪G1CFオーアS.、ブラックキャビア初の1400mも克服し無敗の18連勝。3連闘の可能性も
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