2011年6月11日土曜日

仏G2シャンティイ大賞、シルヴァーポンドがベカバッドを下す

6月5日に行われた仏G2シャンティイ大賞は、前走ガネー賞で7頭立て6着だったシルヴァーポンドが、昨年の仏G1パリ大賞勝ち馬で凱旋門賞4着だったベカバッドとの追い比べを頭差制して優勝しています。昨年の仏G2オカール賞以来、約1年ぶりの勝利で重賞2勝目です。昨年の勝ち馬アライドパワーが4馬身離れた3着に入っています。

シルヴァーポンドは今回はベカバッドより3kg軽い斤量に、またベガバッドがBCターフ3着以来の競馬だったことに助けられた面もあるでしょうが、シルヴァーポンドもオカール賞を勝って仏ダービー有力候補と見られていた実力馬ですから、復帰後4戦目でようやく本調子に戻ってきたということでしょうか。

シルヴァーポンドはこのあと 6月26日のサンクルー大賞(大賞典)へ向かいます。ベカバッドはサンクルー大賞とキングジョージに行く予定でしたが、シャンティイ大賞の最後の1ハロンのあいだに右前脚を負傷していたようで、次走は早くて今年秋になる見込みです。

シャンティイ大賞のレース映像


シャンティイ大賞(Grand Prix De Chantilly)
2011年6月5日、フランス・シャンティイ競馬場、芝2400m
4歳以上、G2、8頭、Soft、レース結果
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1シルヴァーポンド
Silver Pond
性齢
8.8倍
O.ペリエ勝ちタイム7戦【4-0-1-2】
仏G2オカール賞1着(8頭)
2ベカバッド
Behkabad
4牡
2.8倍
C.ルメールアタマ11戦【6-1-2-2】
仏G1パリ大賞1着(9頭)
3アライドパワー
Allied Powers
6牡
11倍
I.メンディザバル428戦【7-4-5-12】
仏G2シャンティイ大賞1着(5頭)

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