2011年9月8日木曜日

2011年ニエル賞(ニエユ賞)の出走メンバー(ナカヤマナイト出走)

9月11日にフランス・ロンシャン競馬場の芝2400mで行なわれるG2ニエル賞の出走メンバーを紹介します。結果はこちら

実績で言うとメアンドレ=リライアブルマン>ナカヤマナイト=コロンビアン>他の2頭です。

メアンドレ Meandre:

2歳時は4戦して未勝利。3歳になって2着を2回続けたあと、3連勝で一気にG1パリ大賞典(2400m)を制しました。パリ大賞典で負かした相手に、無敗だったフランスダービー馬リライアブルマン(3着)や、愛ダービー馬トレジャービーチ(4着)がいます。ニエル賞はそのとき以来となる約2ヶ月ぶりの出走です。


リライアブルマン Reliable Man:

デビューから3連勝でジョッケクルブ賞(仏ダービー、2100m)を制しました。その次走、初めての2400mだったパリ大賞典ではメアンドレから4・1/2馬身差の3着。父ダラカニ、母父サドラーズウェルズという血統は、キングジョージ優勝、BCターフ2連覇のコンデュイットと同じで、2400mは対応できるはず。


コロンビアン Colombian:(リライアブルマン の画像の後ろの馬がコロンビアン)
重賞未勝利。仏ダービーは2・3/4馬身差4着。G2ユージンアダム賞1馬身差3着。G2ギョーム・ドルナーノ賞は3・3/4馬身差4着でしたが、仏牝馬2冠馬ゴールデンライラックとは短クビ差でした。ニエル賞が初めての2400mです。半兄に仏2000ギニー勝ち馬クロドヴィルがいて、父アザムール、母父リナミックスという血統。母はオペラ賞(当時G2、1850m)の勝ち馬です。


キングオブアルノール King Of Arnor:

5月に初勝利を挙げると、3連勝で2400mの準重賞フレデリック・ドゥ・ラグランジュ賞を制覇(3馬身差)。このときの2,3着馬は2400mのG3リス賞の3,4着馬です。ニエル賞が重賞初出走ですが、意外と侮れないと思うので、同じファーブル厩舎であるメアンドレのペースメーカー役だったりはしないと思う。


ヴァダマール Vadamar:

2100mの準重賞を勝ったあと、仏G2グレフュール賞でプルモアから2・1/2馬身差3着、英ダービーで4・3/4馬身差7着(13頭立て)しています。ニエル賞はダービー以来の出走。成績は目立たないが、イギリスよりフランス競馬に適性がある場合はプルモア相手にそれなりに走った実績が怖い。父ダラカニ、母が2000mの仏G1サンタラリ賞勝ち馬ヴァダウィナです。


2011年フォア賞出走6頭。日本時間9月11日午後9時30分(21:30)発走予定。
テレビ中継がグリーンチャンネルまたはフジテレビTWOであります(詳細はリンク先で)
馬名性齢
斤量
騎手通算成績
主な成績(グレード記載が無いレースはG1)
メアンドレ
Meandre
3牡
58.0kg
騎手9戦【3-2-1-3】
パリ大賞典1着、準重賞アヴル賞1着
リライアブルマン
Reliable Man
3牡
58.0kg
騎手4戦【3-0-1-0】
ジョッケクルブ賞1着、パリ大賞典3着
コロンビアン
Colombian
3牡
58.0kg
騎手6戦【1-0-3-2】
仏ダービー4着
ヴァダマール
Vadamar
3牡
58.0kg
騎手5戦【2-0-1-2】
英ダービー7着
キングオブアルノール
King Of Arnor
3牡
58.0kg
騎手7戦【3-0-1-3】
準重賞フレデリック・ドゥ・ラグランジュ賞
ナカヤマナイト
Nakayama Knight
3牡
58.0kg
騎手9戦【3-3-1-2】
G3共同通信杯1着、皐月賞5着、ダービー4着

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