2011年9月10日土曜日

ブルーバンティングが愛オークス、ヨークシャーオークスとG1連勝

英1000ギニー勝ち馬で英オークス4着のブルーバンティングは、7月17日のG1愛オークス、8月18日のヨークシャーオークスとG1を2連勝しました。このあと、9月10日のG1英セントレジャー(ドンカスター競馬場・約2937メートル)で牡馬との初対戦です。現在、2番人気です。(ブルーバンティングに関する記事がこのブログに無いので、いまさらですが書いています)

ブルーバンティングの5代血統表。栗山求さんの解説はこちら(栗山求ブログ: ダービーダン方式の至宝 Dynaformer(1)


2分42秒97 の決着という不良馬場で行われた愛オークスは、重賞2連勝中でこのあと牡馬相手に重賞を勝つバニンパイヤが内から伸びて先頭でゴールしようとするところを、残り1ハロンで外に出したブルーバンティングが残り100mでも前に3頭いましたが、ゴール直前で短アタマ差だけ差し切って優勝しました。

英オークス馬でのちに独オークスも勝つダンシングレインは5着でした。

2011年アイリッシュオークスのレース映像。中団最内を進むゴドルフィンの勝負服がブルーバンティング。


アイリッシュオークス(Darley Irish Oaks)
2011年7月17日、アイルランド・カラ競馬場、芝12ハロン
3歳牝馬、G1、9頭、Yielding、レース結果
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績(7月17日現在)
主な成績
1ブルーバンティング
Blue Bunting
3牝
3.5倍
F.デットーリ2分42秒976戦【4-1-0-1】
英1000ギニー1着
2バニンパイヤ
Banimpire
3牝
9倍
K.マニング短アタマ12戦【6-1-2-3】
英G2リブルスデイルS.1着
3ワンダーオブワンダーズ
Wonder Of Wonders
3牝
2.25倍
R.ムーア1/26戦【2-2-1-1】
英オークス2着




初の古馬牝馬との対戦になったヨークシャーオークスは、ブルーバンティングが1番人気、2走前に牡馬相手のG2プリンスオブウェールズS.を8馬身差で勝っていたクリスタルカペラが2番人気でした。

残り1ハロンでブルーバンティングが抜け出したところを、前走G2ランカシャーオークス2着で5戦パーフェクト連対のヴィタノヴァがしぶとく追い上げましたが、ブルーバンティングがしのぎきって優勝しました。

クリスタルカペラは4着。3月20日から8月7日のロイヤルウィップS.優勝までのあいだに9戦6勝、重賞のみに限っても8戦5勝のバニンパイヤはさすがに疲れがあったのか7・1/4馬身差の5着に敗れています。


2011年ヨークシャーオークスのレース映像(YouTube、埋め込み不可なのでリンク先で)
中団最内ゴドルフィンの勝負服がブルーバンティング、ヴィタノヴァは赤い勝負服です。

ヨークシャーオークス(Darley Yorkshire Oaks)
2011年8月18日、イギリス・ヨーク競馬場、芝12ハロン
3歳以上牝馬、G1、8頭、Good To Soft 、レース結果
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1ブルーバンティング
Blue Bunting
3牝
3.75倍
F.デットーリ2分35秒347戦【5-1-0-1】
愛オークス1着
2ヴィタノヴァ
Vita Nova
4牝
5.5倍
T.クウィリー3/46戦【3-3-0-0】
G2ランカシャーオークス2着
3ワンダーオブワンダーズ
Wonder Of Wonders
3牝
9倍
S.へファナン3・3/47戦【2-2-2-1】
英オークス2着

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