2011年9月4日日曜日

智G1ドスミルギニー、人気薄ヒンスが優勝

9月3日に行われた智G1ドス・ミルギニー(チリ2000ギニー)は、前につけた3頭がそのまま上位3着までを占め、11番人気、7番人気、10番人気で決まる波乱の結果に終わりました。

2011年の智G1ドス・ミルギニーのレース映像。動画予備



勝ったのは唯一頭のアルゼンチン産馬ヒンス。今回が3戦目で重賞初出走でした。1000mのデビュー戦を勝ち、1200mの2走目は2着という戦績。5代血統表。父ストームキャット系ピュアプライズ(米G2勝ち馬)、母父フレンチデピュティです。ピュアプライズ産駒のチリG1初勝利です(たぶん。アルゼンチンでは5頭)。

2歳G1タンテオデポトリジョス賞の1,2,3着馬がそれぞれ11着、12着、7着。今回の2,3着馬を前走でまとめて負かしていた Pimm´s が1番人気でしたが、6着でした。アマニのいるチリ牝馬ダート路線と違って、牡馬ダート路線は混沌としています。

ヒンスの次走は、10月1日のチリ競馬場3冠第2戦、G1グランクリテリウム・マウリシオセラーノパルマ(Clasico Gran Criterium Mauricio Serrano Palma、3歳牡牝、ダート1900m)になりそうです。ここにはアマニも出走します。

ドス・ミルギニー(Premio Dos Mil Guineas)
2011年9月3日、チリ・チリ競馬場、ダート1600m
3牡セン、G1、13頭、レース結果レース結果(要登録)
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1ヒンス
Hinz
3牡
25.7倍
V.Ramirez1分37秒713戦【2-1-0-0】
前走1200m戦を2着
2キングダム
Kingdom
3牡
10.7倍
G.Barreraクビ4戦【1-1-2-0】
前走G2戦3着
3フェリスデヴィヴィエ
Felíz de Vivir
3牡
25.2倍
E.Toledoクビ9戦【2-2-2-3】
G3で1着1回2着2回あり

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