6月25日に行われた智G1タンテオデポトリジョスは、準重賞、G3ヴィクター・マテティック・フェルナンデス大賞と連勝していた Jantho が1番人気になると見られていましたが、出馬表発表後に回避。デビュー2走目を10馬身差で圧勝し初勝利したばかりのロードパーカーが1番人気に押されました。2番人気が前走の準重賞で Jantho の僅差2着だった ミスターゴレン。
2011年タンテオデポトリジョス賞のレース映像。画質が悪い上に、直線では背中側から西日が当たっていて見づらいですが。1A枠発走が勝ったイルヴェネツィアーノで、後方から差し切っています。
イルヴェネツィアーノは重賞初出走。前走はタンテオデポトリジョス6着に終わる Chirifo の僅差2着に敗れていました。1200mは3走して勝てず、1300mで初勝利(2走前)という成績なので、距離延長が良かったのでしょう。イルヴェネツィアーノの5代血統表。母父 Hussonet は2010-2011シーズンのチリ年度代表馬アスコットプリンスと同じです。
2馬身差2着にレドモンが、3着にミスターゴレンが入りました。レドモンは前々走の準重賞で Jantho から7馬身差4着、前走G3ヴィクター・マテティック・フェルナンデス大賞で Jantho から2・1/4馬身差3着だった馬です。
ロードパーカーが3・1/4馬身差4着。出走馬中唯一重賞(G3)勝ちがあり、Jantho に2連敗(それぞれ6・1/4馬身差3着と1・2馬身差2着)中だった Felíz de Vivir が6馬身差5着。
このレースは他に5月のG3で Felíz de Vivir(G3を勝ったばかりだった)に5馬身差をつけて勝ち2戦2勝とした Gran Gallego がヴィクター・マテティック・フェルナンデス大賞前に負った怪我の影響で回避したようで、メンバーがスカスカだった感は否めず。
タンテオデポトリジョス賞(Premio Tanteo De Potrillos)
2011年6月25日、チリ・チリ競馬場、ダート1500m
2歳牡セン、G1、14頭、レース結果、レース結果(RP)
着順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | イルヴェネツィアーノ Il Veneziano | 2牡 9.7倍 | G.Pontigo | 1分29秒91 | 5戦【2-1-1-1】 |
2 | レドモン Redomon | 2牡 13.8倍 | O.Ulloa | 2 | 5戦【1-2-1-1】 |
3 | ミスターゴレン Mister Goren | 2牡 4.7倍 | G.Ulloa | 1/2 | 4戦【1-1-1-1】 |
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