ケイレブスポッセは、前走のG2アムステルダムS.を4馬身差快勝してしました。これで重賞3勝目。G1は初勝利です。ベルモントS.で騎乗停止を食らったマラージ騎手が、そのときの被害騎手ヴェラスケスを差し切ったというのがオモシロイ。
アンクルモーはウッドメモリアルS.後に検査で肝臓に異常があることを示す数字が出て本命視されていたケンタッキーダービーなどを回避、今回が肝臓の感染症からの復帰戦で、しかも発走時に落鉄していたようです。このレース振りなら合格点でしょう。
ただしアンクルモーの次走は不明。オーナーは「つらい敗戦です。馬にとって正しい決断をしなければなりません。アンクルモーは私と友人、家族にとって特別な存在です。正しいことをする必要があります。このレースのあとでは何が正しいのか分かりません」「これが最後のレースになるとしても驚きはしません」と引退を匂わせる発言をしています。体調面でというより精神的に問題があるのではないかと疑っている(心配している)ようです。
2歳時は4戦して合計24馬身差、BCジュベナイルなど2歳G1を2勝。負けたのは明らかに体調に問題のあったウッドメモリアルと、それからの復帰戦である今回だけ。いま引退しても種牡馬としての価値はそれなりにあるでしょうが、それにしても結論を急ぎすぎているように感じるのですが・・・
2011年キングスビショップS.のレース映像。7番枠で4,5番手追走がアンクルモー、2番枠で最後方から競馬するのがケイレブスポッセです。
キングスビショップS.(Foxwoods King's Bishop Stakes)
2011年8月27日、アメリカ・サラトガ競馬場、ダート7ハロン
3歳、G1、8頭、レース結果、レース動画予備
着順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | ケイレブスポッセ Caleb's Posse | 3牡 6.9倍 | R.マラージ | 1分21秒59 | 14戦【7-2-1-4】 G3オハイオダービー1着 |
2 | アンクルモー Uncle Mo | 3牡 2.15倍 | J.ヴェラスケス | ハナ | 6戦【4-1-1-0】 2歳G1を2勝 |
3 | ジャスティンフィリップ Justin Phillip | 3牡 35.25倍 | R.ドミンゲス | 2・1/2 | 12戦【3-1-5-3】 ウッディースティーブンス 1着(G2) |
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