2011年8月9日火曜日

ディープ産駒アクアマリン、デビュー2連勝


フランスで走っているディープインパクト産駒アクアマリンが8月8日に行われたラムシン賞(クレールフォンテーヌ競馬場・芝2400m)に出走し、1番人気に応えて見事1着、デビュー2連勝です。ラムシン賞は重賞でも準重賞でもありません。アクアマリン以外の6頭が牡馬、1頭がセン馬で、アクアマリンは1.5kg軽い斤量でした。

有料ですがレース映像はこちら。アクアマリンは2番枠から好スタートを決めると、前に行きたい他馬は行かせて中団内目を進みます。直線に入るとほとんど持ったままで先頭に並び、スミヨン騎手は後ろを見る余裕がありました。あとは追い出して後続との差をキープしたまま2着に1馬身差をつけてゴールしています。2着馬は道中最後方から、3着は逃げていた馬でした。ちなみに2着馬はG1競走4勝のヴィジョンデタの全弟。4着の NORASHMANは前走の準重賞(2400m)で1着から約1馬身差4着しています。

クリストフ・スミヨン騎手「午前中はすこし気負っていたけど、午後にはリラックスした様子でした。素晴らしい馬で、何の苦もなく上がっていくことができました。最後につけた着差はわずかでしたが、それでもとても良い競馬でした。確実に準重賞、重賞クラスでもやっていけると思います」という感じのことを述べているようです(フランス語記事をGoogle翻訳で読みました)。

過去記事 ディープ産駒アクアマリン Aquamarine が仏デビュー戦快勝


欧州で走るディープ産駒としては初めて2勝目を挙げたアクアマリンですが、次走はいまのところ不明。9月25日にドイツ・ケルン競馬場・芝2200mで行なわれる3歳以上牝馬限定G3 Kölner Herbst Stutenpreis ケルン秋季牝馬賞にエントリーしていることは確認できます。それまでにもう1戦ぐらいは使えそうですけどね。

折り合いは問題なし。スミヨン騎手の太鼓判もあって次走以降に期待です。課題というか未知数な点は時計が速くなってどうかということでしょう。いずれも2400mの1,2戦目ともに重馬場で、デビュー戦は2分40秒30、2戦目は2分39秒70でした。

ラムシン賞(Prix Ramsin)
2011年8月8日、フランス・クレールフォンテーヌ競馬場、芝2400m
3歳、8頭、レース結果
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1アクアマリン
Aquamarine
3牝
2.8倍
C.スミヨン2分39秒702戦【2-0-0-0】
2アフェールデタ
Affaire d'Etat
3牡
12倍
T.テュリエ12戦【1-1-0-0】
ヴィジョンデタの全弟
3アガッセ
Agasse
3牡
24倍
A.クラストゥス3/43戦【1-0-1-1】












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