2011年10月2日日曜日

米G1ジョッキークラブゴールドカップ、フラットアウトがG1初勝利

10月1日に行われた米G1ジョッキークラブゴールドカップは、2番人気のフラットアウトが直線入り口で先頭に立つとそのまま押し切って優勝し、重賞2勝目、G1初勝利を挙げました。70歳のディッキー調教師は調教師生活48年目でG1初勝利です。次走はブリーダーズカップ・クラシックの予定。

昨年のベルモントS.勝ち馬ドロッセルマイヤーが2着。今年のベルモントS.2着で、前走G1トラヴァースS.を勝ったステイサースティーがフラットアウトから約3馬身差3着でした。


昨年のジョッキークラブゴールドカップを勝ったブレイムが、次走のBCクラシックでゼニヤッタをアタマ差おさえて優勝しました。フラットアウトの近2走はいずれもG1のホイットニー招待H.とウッドワードS.で、どちらも2着。ブレイムの再現を狙いたい成績ですが、むしろウッドワードS.を1・1/4馬身差で勝ち、この40分前に米G1ベルデイムS.も8馬身差で圧勝したハヴルドグレースの強さを目立たせただけの感もあります。

2011年ジョッキークラブゴールドカップのレース映像。


ジョッキークラブゴールドカップ(Jockey Club Gold Cup Stakes)
2011年10月1日、アメリカ・ベルモントパーク競馬場、ダート10ハロン
3歳以上、G1、7頭、Muddy、レース結果(PDF)
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1フラットアウト
Flat Out
5牡
2.4倍
A.ソリス2分03秒1712戦【5-3-0-4】
米G2サバーバンH.1着
2ドロッセルマイヤー
Drosselmeyer
4牡
9.7倍
J.レスカーノ2・1/415戦【4-5-2-4】
G1ベルモントS.1着
3ステイサースティ
Stay Thirsty
3牡
2.3倍
J.カステリャーノ1/211戦【4-3-1-3】
G1トラヴァースS.1着

この日ベルモント競馬場で行われた6重賞
米G1ジョーハーシュターフクラシック招待S.、ケープブランコが優勝
米G1フラワーボウル招待S.、スタセリタがG1競走6勝目
米G1ヴォスバーグ招待S.、ジャイアントライアンがG1初勝利
米G2ケルソーH.、アンクルモーが復帰後初勝利
米G1ベルデイムS.、ハヴルドグレースが8馬身差圧勝
米G1ジョッキークラブゴールドカップ、フラットアウトがG1初勝利

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