ナカヤマナイトは道中、逃げ馬から1馬身差の2番手を追走。しかし直線に入るとすぐに後続に飲み込まれ、下がっていくだけでした。 ただし逃げたダーバンサンダーには先着しています。ダーバンサンダーは前走でドイツG1を勝っていました。
昨年のこのレースの勝ち馬で一番人気シリュスデゼーグルが4番手追走から直線で先に抜け出しましたが、そのすぐ後ろをぴったりマークしていた昨年のG1プリンスオブウェールズS.勝ち馬バイワードがゴール直前で差し切っています。
なおナカヤマナイトに2馬身先着の9着フレンチネイビーは6戦5勝、英仏の重賞を1勝ずつしています。ここは4着馬も重賞8勝、G1の2着が4回あるような強いメンバーそろいでした。
バイワードは6月の仏G3勝ち以来の出走。シリュスデゼーグルはG1イスパーン賞でゴルディコヴァの2着、G1サンクルー大賞典でサラフィナから1/4馬身差の2着しています。2走前のG3ゴントービロン賞(2000m)は8馬身差、前走G2ドーヴィル大賞典(2500m)は10馬身差圧勝でした。ここはバイワードより2kg重い斤量でした。
シリュスデゼーグルは昨年のジャパンカップで外国馬最先着の9着。セン馬なので凱旋門賞には出れないですが、出れるとしたら特に不良馬場なら凱旋門でも穴人気しただろう馬で、そのシリュスデゼーグルにすぐ後ろをマークするように走られたら前の馬はつぶれるのは当然です。とはいえナカヤマナイトは負けすぎで、調子に問題が無いなら、向こうの馬場が全く合っていないようです。
ドラール賞のレース映像はこのページから2日午前2時ごろまでには見れるようになると思います。レースの連続写真はこちら。
YouTubeの動画を追記
ドラール賞(Qatar Prix Dollar)
2011年10月1日、フランス・ロンシャン競馬場、芝1950
4歳以上、G2、11頭、レース結果
着順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | バイワード Byword | 5牡 | M.ギュイヨン | 2分00秒41 | 14戦【7-2-1-4】 |
2 | シリュスデゼーグル Cirrus Des Ailgles | 5セン | F.ブロンデル | 短クビ | 37戦【12-15-5-5】 重賞7勝 |
3 | シムラーン Shimraan | 4セン | C.ルメール | 1・1/4 | 10戦【3-1-2-4】 G2ユージーンアダム賞1着 |
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