レース動画。ドロッセルマイヤーは内から7頭め、白帽、白勝負服の馬。動画予備1.
2010年ベルモントステークス(ベルモントパーク競馬場ダート約2400m)
1着ドロッセルマイヤー/Drosselmeyer(父ディストーテッドヒューモア、血統表)
2着フライダウン/Fly Down(父マインシャフト、血統表)
3着ファーストデュード/First Dude(父スティーヴンゴットイーヴン、血統表)
今年のケンタッキーダービー馬スーパーセイバーとプリークネスS.馬ルッキンアットラッキーの2頭はベルモントS.に出走してこなかった。両レースの勝ち馬がベルモントS.に出走しないのは2006年以来のこと。ただしそれぞれの2着馬アイスボックスとファーストデュードは出走したため、何とかぎりぎりメンバーの水準は保ったかなというレースでした。
Drosselmeyer wins Belmont Stakes 2010 |
1着のドロッセルマイヤーはこの勝利で通算9戦3勝(重賞1勝)となった。リズンスターS.(G2)4着、ルイジアナダービー(G3)3着の後、賞金が足りなかったため、ケンタッキーダービーは回避し、ベルモントパーク競馬場で行われたドワイヤーS.(G2)に出走する。このレースでフライダウンから6馬身差2着に敗れていたが(レース動画)、本番では巻き返した形になった。ドロッセルマイヤーの母ゴールデンバレット/Golden BalletはサンタアニタオークスとラスヴァージネスS.でG1を2勝した。ドロッセルマイヤー自身はキーンランドセールで60万ドルの高値で取引された。
2着フライダウンは前走ドワイヤーS.で重賞初勝利。ベルモントS.では先に抜け出したドロッセルマイヤーをゴール手前で猛然と追い詰めたが、3/4馬身差届かず2着に終わった。ドワイヤーS.で6馬身差をつけて負かした相手に本番で敗れる結果となった。これで通算6戦3勝。半姉に06年G2ラカナダS.(サンタアニタ競馬場)勝ち馬 Seafreeがいる。
2着からクビ差3着ファーストデュードはプリークネスS.2着から参戦、それ以前には G1フロリダダービー5着、G1ブルーグラスS.3着があった。
4着ゲームオンデュード / Game on Dude は5月8日のローンスターダービーを4・1/2馬身差で快勝してここにのぞんでいた。Kダービー2着のアイスボックス/Ice Box はいいところ無く9着に敗れた。
ドロッセルマイヤーはこれまであまり良績が無いので、いまのところぱっとしない感じ。しかし先日、引退・種牡馬入りが発表された昨年のベルモントS.の覇者サマーバードは、G2アーカンソーダービー3着、ケンタッキーダービー13馬身差6着に敗れた後、ベルモントS.1着、ハスケル招待2着、トラヴァース1着、ジョッキークラブ金杯1着、BCクラシック4着と一流馬に上り詰めたので、ドロッセルマイヤーにも同じような成長力を期待したい。
0 件のコメント:
コメントを投稿