2012年12月10日月曜日

新G1レヴィンクラシック、サザンロードが重賞初勝利。マイヤーズが姉妹でG1勝利騎手に

11月30日に行われた新G1レヴィンクラシック(芝1600m、3歳)は、後方2番手追走の7番人気サザンロードが最後の直線で外から伸びると、5番手追走から一度は先頭に立った 2番人気 Le Choix を1/2馬身差しきって優勝し、重賞初勝利をG1で挙げました。

最後方追走のソリアーノが大外を伸びてLe Choix にハナ差の3着。1番人気タッチウィンは4着でした。


今回がサザンロードに初騎乗で、05-06シーズンのニュージーランド最優秀見習い騎手に選ばれたケリー・マイヤーズ騎手(女性)はG1初勝利。

2011年にG1ニュージーランドオークスを、今年2012年に新G1ソーンドンマイル新G1NZサラブレッド・ブリーダーズS.を勝っているロージー・マイヤーズ騎手がケリーの4歳(くらい)年下の妹だから、この勝利により姉妹でG1勝利騎手となりました。過去に同様の例はあるんでしょうかね。世界初だろうと思いますが。この記事の画像で左がケリー、右がロージーです。

ちなみに2人のおじが2011-12シーズンNZ障害最多勝利調教師のケヴィン・マイヤーズ調教師で、ケヴィンの誕生日だった今年3月29日の平地条件戦で同師が管理する2頭に姉妹で騎乗しクビ差の1,2着を決めたことがあります



サザンロードは父ストラタム、母エンジェルガール、母の父ロリーズジェスターという血統の豪州産馬。デインヒルの3×3。2010年の豪セールにおいて12万5000豪ドルで落札。

前走のG1 NZ2000ギニーは直線で前が詰まりスムーズな競馬ができませんでしたが7着。それ以前には新G2ホークスベイギニーなど2戦連続でその2000ギニー勝ち馬セイクリッドフォールズ(6戦無敗)に1馬身差の2着しており、今回7番人気と人気はありませんでしたが、順当勝ちだと思いますね。

この後はシンガポールに移籍するとのこと。

2012年レヴィンクラシックのレース映像(要登録)。

レヴィンクラシック(Levin Classic)
2012年11月30日、ニュージーランド・オタキ競馬場、芝1600m
3歳、G1、15頭、Good、レース結果、総賞金 25万NZドル

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1サザンロード
Southern Lord
3セン
21.1倍
K.マイヤーズ
56.5kg
1分34秒638戦【2-4-0-2】
G2で2着1回。準重賞2着2回
2Le Choix3セン
6.8倍
J.ワデル
56.5kg
1/23戦【2-1-0-0】
重賞初出走
母の父ジェネラス
3ソリアーノ
Soriano
3牝
10.1倍
O.ボッソン
55.0kg
ハナ9戦【1-1-1-6】
G1NZ1000ギニー6着

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