2012年12月13日木曜日

新G1キャプテンクックS.、ファイナルタッチが重賞初勝利

12月8日に行われた新G1キャプテンクックS.(芝1600m)は、後方2番手追走したファイナルタッチが最後の直線で外から伸びると、昨年の勝ち馬で逃げ粘るムファサを1・1/2馬身交わして優勝し、重賞初勝利をG1で挙げました。

レディキプリングが2番手追走からゴール前でムファサを追い上げ2着同着に。G1競走4勝で1番人気のヴェイロンは5着。G1で3着のあるジェットセットラドはスタートで10馬身近く出遅れ、完走しましたが取り消し扱いで返還のようです。

前走の新G3タウランガS.(芝1600m)でムファサとヴェイロンを負かしていたゼンノロブロイ産駒ゼニスタは7馬身差の7着に敗れました。この日は重馬場(1-11で6の馬場。3か4が多い)で、タウランガS.の勝利も「6」、また調教師も重馬場のほうが良いと述べていて、過去の成績もそのとおりだから馬場が合わなかったということはないと思うのですが。


ファイナルタッチは父カシャニ、母マイリディア、母の父ウマティラという血統の5歳牝馬。「6」以上に悪い馬場では今回含め6戦4勝2着1回で、重馬場巧者なんでしょうね。前走の牝馬限定G2はレディキプリングから2・1/2馬身差に敗れたものの、重賞では自身最高の4着していました。またここまで重賞3走はいずれも「3」の良馬場でした。

2012年キャプテンクックS.のレース映像(要登録)。外枠の赤の帽子・勝負服がファイナルタッチ。

キャプテンクックステークス(Westbury Stud Captain Cook Stakes)
2012年12月8日、ニュージーランド・トレンサム競馬場、芝1600
3歳以上、G1、8頭、Dead6、レース結果、総賞金20万NZドル

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1ファイナルタッチ
Final Touch
5牝
9.8倍
C.ジョンソン1分35秒9135戦【14-4-1-16】
準重賞4勝
2レディキプリング
Lady Kipling
5牝
5.9倍
O.ボッソン1・1/227戦【9-3-2-13】
重賞2勝
G1でヴェイロンの2着1回
2ムファサ
Mufhasa
8セン
5.0倍
S.スプラット2着同着55戦【19-7-5-】
新豪でG1を10勝

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