2012年12月21日金曜日

亜G1カルロスペレグリーニ大賞、ゴーイングサムウェアが重賞初勝利

南米の凱旋門賞とも言われる亜G1カルロスペレグリーニ大賞(芝2400m)が12月15日に行われ、4,5番手先行した1番人気インディポイント(アルゼンチン3歳2冠馬)が残り500mでほぼ持ったまま先頭に並びかけ一度は抜け出しましたが、中団を追走したブラジル調教馬で11番人気のゴーイングサムウェアが残り1ハロンで内から交わし、重賞初勝利をこの大舞台で挙げました。3歳馬のワンツー。

前々走のブラジル大賞(芝2400m)などブラジルでG1競走2勝含む3連勝中だった4歳ジジモが3着。前走このコースで亜G1コパ・デ・オロ大賞(芝2400m)を勝っていたラピッドインザライが8着。昨年8着のマスタングフォースは21着など。

昨年のカルロスペレグリーニ大賞は、ブラジル・サンパウロ4冠の第2戦と第3戦とブラジルG1を連勝して臨んだヴェラネイオが1/2馬身差の惜しい2着だったのですが、その翌年に重賞初出走のブラジル馬が勝つのだから分からんもんですね。


ゴーイングサムウェアは父スラマニ、母エンジェルスター(未出走)、母の父スペシャルナッシュという血統のブラジル産馬。特別珍しいわけではないですが、ノーザンダンサー5本入り。リボーは6×6×7×7。

10月13日の芝2400m戦で初勝利を挙げ、11月17日の芝3000m戦を勝ち(どちらもブラジル・シダーデジャルディン競馬場)、2連勝でここに出走していました。前走の2着馬ギャンブラー Gambler は芝3200mのブラジルG2で2着があるから、単に条件戦を勝ってきただけの存在でもなかったということですか。

2012年カルロスペレグリーニ大賞のレース映像。黄色の帽子、黄色の胴に白と青の縞の袖の勝負服がゴーイングサムウェア。


カルロスペレグリーニ大賞(Gran Premio Internacional Carlos Pellegrini )
2012年12月15日、アルゼンチン・サンイシドロ競馬場、芝2400m
3歳以上、G1、22頭、レース結果、1着賞金90万アルゼンチンペソ

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1ゴーイングサムウェア
Going Somewhere
3牡
23.2倍
N.Cunha
54kg
2分22秒207戦【3-1-2-1】
重賞初出走
2インディポイント
Indy Point
3牡
2.25倍
G.Cunha
54kg
1・1/212戦【5-4-3-0】
アルゼンチンG1を3勝
3ジジモ
Didimo
4牡
3.25倍
A.Correia
60kg
3/410戦【4-1-2-3】
ブラジルG1を2勝

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