12月9日に行われたG1香港スプリント(芝1200m)は、3番手追走の3番人気ロードカナロアが残り150mで先頭に立つと、逃げたセリースチェリーに2・1/2馬身差をつけて勝ち、日本馬としてはこのレース初勝利を挙げました。
4番手追走したキャプテンスウィートが3着。昨年2着のジョイアンドファンと昨年の勝ち馬ラッキーナインは差して届かず、それぞれ4着、1番人気5着でした。
これが引退レースらしいカレンチャンは7着。私が本命にした豪シーサイレンは9着。
セリースチェリーとキャプテンスウィートは前走戦のG2ジョッキークラブスプリントでそれぞれ4着、8着で、その上位3頭も出走していたからそれぞれ5番人気、ブービー人気と小波乱。
この2頭が残ったように前が楽な結果でしたが、今日のロードカナロアなら多少ペースが速くなったとしてもやはり勝っていたでしょうね。強い競馬でした。後方につけたカレンチャンとラッキーナインはこの展開にしては実力を示したと思いますが、ちょっともったいなかったですね。
ちなみに香港スプリントはG1昇格以降8年連続で豪州産馬が勝っていたが、一昨年は南アフリカ、昨年はアイルランド産馬、今年日本産馬の優勝と勢力図の変化を感じますね。セリースチェリーも南アフリカ産馬(父米国産馬、母ジンバブエ産馬、母父アルゼンチン産馬)という血統です。
2012年香港スプリントのレース映像(香港公式サイト)。
香港スプリント(Hong Kong Sprint)
2012年12月9日、香港・シャティン競馬場、芝1200m
3歳以上、G1、12頭、Good、レース結果、総賞金1500万香港ドル
着 順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | ロードカナロア Lord Kanaloa | 4牡 4.05倍 | 岩田康誠 57kg | 1分08秒50 | 13戦【8-4-1-0】 スプリンターズS.1着 |
2 | セリースチェリー Cerise Cherry | 7セン 10.75倍 | R.フォーリー 57kg | 2・1/2 | 53戦【7-14-8-24】 香港ローカルG3勝ち |
3 | キャプテンスウィート Captain Sweet | 5セン 43.05倍 | J.マクドナルド 57kg | ハナ | 23戦【8-6-4-5】 香港ローカルG3勝ち |
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