2010年9月26日日曜日

G1クイーンエリザベス2世ステークスはゴールドティアラの半弟 Poet's Voice がハナ差勝利

現地時間9月25日に行われた英G1クイーンエリザベス2世ステークスは、日本で活躍したゴールドティアラの半弟で3番人気の ポエツヴォイス が、前年の覇者で2番人気リップヴァンウィンクルをハナ差抑えて勝利。これが G1 初優勝です。

今年のクイーンエリザベス2世ステークスのレース映像は YouTube に見つからないので、このリンクから見てください。アスコット競馬場の公式サイトの動画ページに移動し、再生が始まります。


クイーンエリザベス2世ステーク
Queen Elizabeth II Stakes (Sponsored By Sony)

アスコット競馬場・芝1マイル(約1600m)、3歳以上
馬場状態(ちょっと柔らかめ、Good To Soft )、8頭立て

1. ポエツヴォイス Poet's Voice
2. リップヴァンウィンクル Rip Van Winkle
・・・
5. マクフィ Makfi
Frankie Dettori and Poet's Voice after winning Queen Elizabeth II Stakes
クイーンエリザベス2世ステークスを優勝したポエツヴォイスとフランキー・デットーリ
今年の英2000ギニーとジャック・ル・マロワ賞とのふたつのG1を勝っている 1番人気マクフィはまったく伸びを欠き5着に敗れました。

2着リップヴァンウィンクルは昨年のこのレースの覇者。去年はマイルG1競走2勝を上げましたが、今年はマイルG1で2着2回と惜しい結果が続いています。次走はマクフィと同じくBCマイルに向かう可能性が高い。リップヴァンウィンクルが昨年このレースを制したときの映像はこちら(YouTube)。リップヴァンウィンクルの成績や前走G1英インターナショナルS.優勝についての記事はこちら

勝ったポエツヴォイスはマクフィと同じドバウィの初年度産駒。ドバウィはクイーンエリザベス2世S.2着を最後に引退していましたが、見事に父の借りを返したことになります。昨年は2歳G2を制していましたが、仏2000ギニー8着など今年の春はイマイチに終わりました。前走は1マイルのG2セレブレーションマイルを4・1/2馬身差で快勝し復調した様子を見せていました。


ポエツヴォイスの母は、日本のダート重賞で活躍したゴールドティアラの母でもあるブライトティアラ Bright Tiara(その父チーフズクラウン)。ゴールドティアラは父シーキングザゴールドでしたが、ポエツヴォイスの父ドバウィはシーキングザゴールドの孫であり、かなり近い血統ですね。


マクフィが女傑ゴルディコヴァを退けG1競走2勝目を挙げたジャック・ル・マロワ賞のレース映像などはこの記事をどうぞ。

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