距離延長に対応できるならバイワードと、牝馬だけどダリャカナとの2頭がナカヤマフェスタにとって強敵です。ただしこのメンバーにあっさり負けるようだと、ナカヤマフェスタはトライアルより本番向きのタイプだとは思いますが、それでも凱旋門賞では厳しいかなと。
凱旋門賞公式サイト(フランス語。英語選択可)
フォワ賞の出馬表 - Paris Turf
フォワ賞の出馬表 | Racing Post(英語)
フォワ賞 Qatar Prix Foy
ロンシャン競馬場・芝2400m
現地時間午後3時45分、日本時間午後11時45分の発走予定
ニエル賞・フォア賞はグリーンチャンネルで衛星生中継されます(JRAホームページ)
ナカヤマフェスタ以外の成績はRacing Post などから。重賞(G1,G2,G3のグループレース)のみの成績です。馬名リンクは5代血統表へ移動します。RPR はレーシングポスト誌算出のレーティング。
馬番 | 枠番 | 馬名 | グループ競走成績 | RPR |
3 | 1 | ナカヤマフェスタ Nakayama Festa | 133 | |
4 | 2 | ティモス Timos | 4戦2着1回 | 125 |
5 | 3 | ダンカン Duncan | 5戦2着1回3着1回 | 135 |
6 | 4 | ダリャカナ Daryakana | 5戦2勝3着2回 | 130 |
1 | 5 | バイワード Byword | 6戦2勝2着1回3着1回 | 138 |
2 | 6 | シンション Chinchon | 13戦3勝2着1回3着3回 | 127 |
1番ナカヤマフェスタは宝塚記念勝ち馬。ブエナビスタを負かしているから、ロンシャンの長い直線でも実力を発揮できるタイプなら、凱旋門賞でも勝負になると思うのだが。
2番枠ティモスは、5月のロンシャン・芝2400mのG3戦で、6頭立て5着。6月シャンティー・芝2200mのG2戦で2着。ただしG1メンバーがそろっているフォワ賞では厳しそう。
3番枠ダンカンは、主にイギリスで走っている。09年に英G1コロネーションカップで8頭立て4着があるが、メンバーが弱いG2、G3、リステッドでも勝ち鞍がない。ただし2走前、ハードウィックステークスでは、キングジョージ11馬身圧勝のハービンジャーの3馬身差2着に食い下がり、3着には6馬身差をつけているので、強いメンバー相手に好走するタイプかもしれない。
4番枠ダリャカナは、昨年末、ジャガーメイルが4着だった香港ヴァースを勝って5戦5勝とした。今年は3戦して牝馬G2コリーダ賞3着、G1サンクルー大賞3着(1着からクビ差)、G1キングジョージ6頭立て4着(1着から14馬身差)。サンクルー大賞とキングジョージではどちらもユームザイン(過去3年連続で凱旋門賞2着)からクビ差。というわけで結構強い。
5番枠バイワードは、今年になって本格化。5月にマイルG2でG競走初制覇。続くイスパーン賞(芝1850m)でゴルディコヴァに半馬身差2着。6月にG1プリンスオブウェールズS.(芝10ハロン)でG1初制覇。前走英G1インターナショナルS.(芝約2100m)は1着から1・3/4馬身差の3着。前走が自身最長距離で、2400mのレースはフォワ賞が初めてですが、距離さえ持つならダリャカナと並んでナカヤマフェスタの強敵になりそう。
6番枠シンションは、前走はアメリカに遠征して芝G1ユナイテッドネーションS.でG1初制覇。ただし英仏のレースではあまりたいしたこと無い相手のG3をやっと勝てる程度で、ここでは厳しいか。
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