2010年9月20日月曜日

レッドディザイアが出走するフラワーボウル招待S.の他の出走予定馬について

レッドディザイアが9月17日アメリカに到着しました。10月2日(日本時間10月3日早朝)のフラワーボウル招待S.を使った後、ブリーダーズカップ・フィリーアンドメアターフ(BCF&M、芝G1、チャーチルダウンズ競馬場芝2200m)に向かう予定です。

フラワーボウル招待S.は、BCフィリーアンドメアターフの主要な前哨戦のひとつで、過去5年の勝ち馬のフィリーアンドメアターフにおける成績は次のとおり。

馬名フィリー&メア着順
2009ピュアクラン2着(8頭)
2008ダイナフォース7着(10頭)
2007ラフドゥード1着(11頭)
2006ハニーライダー3着(10頭)
2005リスカヴァース13着(14頭)

BCの芝レースは欧州馬が優勝することが多い中で、この成績は立派といえるでしょう。というわけで、注目のフラワーボウル招待S.に登録している、レッドディザイア以外の13頭を紹介します。

各馬のこれまでの成績は、Equibase.com からです。重賞は特に記載が無い場合、牝馬限定のレースです。(英語OKの人はこちらから見たほうが早いです。)


ちょっと長くなりすぎたので、注目馬6頭には星2つ付けておきました。

★★アンタラ Antara (GER)
12戦6勝2着1回3着3回、4歳、血統表
父プラティニ、母父ジェネラルアセンブリー
馬主: ゴドルフィン
調教師: S.ビン・スルール
生産: Thomas Gehrig

重賞5戦【2-1-3-0】
1着
2009年ドイツ統一賞(独G3、3歳上牡牝混合、ホッペガルテン・芝2000m)
2010年プリンセスエリザベスS.(英G3、3歳以上、エプソム・9ハロン)
2着
2010年ジャンロマネ賞(仏G1、4歳以上、ドーヴィル・芝2000m)
3着
2010年ウインザーフォレストS.(英G2、4歳上、アスコット8ハロン)
2010年ナッソーS.(英G1、3歳以上、グッドウッド・芝10ハロン)

ドイツでデビューし、8戦目のドイツ統一賞で重賞初優勝。このあとゴドルフィンにトレードされる。移籍後初戦のプリンセスエリザベスS.に優勝。2走前ナッソーS.では勝ったミッデイから2・1/4馬身差3着、前走ジャンロマネ賞はスタセリタから頭差の2着に入った。ミッデイは昨年のBCフィリーアンドメアターフ勝などG1競走5勝、スタセリタはG1競走4勝で、どちらも今年のBCフィリーアンドメアターフの有力候補。というわけで本番でどれだけやれるかを見る上で物差し馬としては最適。


★エイヴ Ave
13戦4勝2着2回3着3回、4歳、血統表
父デインヒルダンサー、母父インザウイングス
馬主:スリーチムニーズレーシング
調教師: ロジャー・アトフィールド
生産: プランテーションスタッド

重賞7戦【1-1-2-3】
1着
2009年デニーコーデルフィリーズS.(愛G3、3歳以上、ゴールウェー・芝9ハロン)
2着
2010年ダンススマートリーS.(加G2、3歳以上、ウッドバイン・9ハロン)
3着
2010年ギャロレットH.(米G3、3歳以上、ピムリコ・8.5ハロン)
2010年ニューヨークS.(米G2、3歳以上、ベルモント・10ハロン)

09年まではイギリスのマイケル・スタウト厩舎所属。スリーチムニーズに購買され、2010年からはカナダのロジャー・アトフィールド調教師が管理している。前走の米G1ビバリーD.S.は9頭立て8着。愛G3を優勝し、他にも好走歴はあるが、相手もそれほど強くなくレッドディザイアにとっては格下の相手。


★カサブランカスマイル Casablanca Smile
15戦5勝2着5回3着2回、4歳、血統表
父オーシャンテラス、母父サドラーズコングレス
馬主: グリーンヒルズファーム
調教師: クロード・マゴーヒー
生産: HARAS EL SHEIK

米重賞2戦【0-1-1-0】
2着
2010年グレンフォールズH.(米G3、3歳以上、サラトガ・芝11ハロン)
3着
2010年オールアロングS.(米G3、3歳以上、コロニアルダウンズ・芝9ハロン)

09年にG1ラスオークス(チリのオークス、10ハロン)、2010年1月にG1エルダービー(チリダービー、12ハロン)を勝つなどして12戦5勝としたあと、アメリカに移籍。チリ時代には他に12ハロンのG1戦で牡馬相手に2着、またG1チリ1000ギニーで2着などがある。アメリカでは上に上げた重賞成績のほかに、牝馬限定のワヤステークスにも出走して2着。前走G3グレンフォールズH.では、08年のBCフィリーアンドメアターフ勝ち馬フォーエバートゥギャザーに先着しているが、米G1では微妙に足りないような気もする。


★チェンジングスカイ Changing Skies
15戦4勝2着5回3着3回、5歳、血統表
父サドラーズウェルズ、母父シルバーホーク
馬主: スウェッテンハムスタッド
調教師: ビル・モット
生産: スウェッテンハムスタッド

重賞7戦【1-3-0-3】
1着
2010年ベリーワンS.(米G3、4歳以上、ガルフストリームパーク・芝11ハロン)
2着
2008年プシシェ賞(仏G3、3歳、ドーヴィル・芝2000m)
2010年ビウィッチS.(米G3、4歳上、キーンランド・芝12ハロン)
2010年ニューヨークS.(G2、3歳上、ベルモント・芝10ハロン)

イギリスのスペンサー調教師の下でデビューし、08年に仏G3プシシェ賞で2着するなどした後、09年中ごろにアメリカに移籍。前走ワヤS.でカサブランカスマイルを負かしている。フラワーボウル招待S.に出走すればヨーロッパ時代も含めてG1初出走となるが、G1 ではきびしいか。


★★エクレアデルーン Eclair De Lune
10戦3勝2着2回3着1回、4歳、血統表
父マルシャンドサブル、母父アカテナンゴ
馬主: リチャード・ダチョソワ
調教師: ロナルド・マカナリー
生産: Th Kohler

重賞5戦【1-1-1-2】
1着
2010年ビヴァリーD.S.(米G1、3歳以上、アーリントンパーク・芝9.5ハロン)
2着
2010年モデスティH.(米G3、3歳以上、アーリントンパーク・芝9.5ハロン)
3着
2009年ノネット賞(仏G3、3歳、ドーヴィル・芝10ハロン)

フランスでデビューしG1仏オークス8着などした後、アーリントンパーク競馬場のオーナーであるリチャード・ダチョソワに買われアメリカに移籍。前走の初G1勝ちを収めたビヴァリーD.S.というレース名は、ダチョソワ氏の亡き妻から取られたもの。ダチョソワ氏は4度目の挑戦で悲願を達成した。エクレアデルーンは2走前のモデスティH.で、米芝牝馬路線の主役だったダスカンイヴニングに頭差まで迫る好走を見せていた。また近2走は米G1勝ち馬でフラワーボウル招待S.登録もあるホットチャチャに2度続けて1・1/2馬身先着している。


★★フォーエバートゥギャザー Forever Together
24戦9勝2着5回3着7回、6歳、血統表
父ビロングトゥミー、母父リローンチ
馬主: Augustin Stable
調教師: J.シェパード
生産: White Fox Farm

重賞17戦【6-5-6-1】
1着
2007年フォワードギャルS.(米G2、3歳、ガルフストリームパーク・ダート7ハロン)
2008年ダイアナS.(米G1、3歳以上、サラトガ・芝9ハロン)
2008年ファーストレディーS.(米G1、3歳以上、キーンランド・芝8ハロン)
2008年BCフィリーアンドメアターフ(米G1、3歳以上、サンタアニタ・芝10ハロン)
2009年ジェニーワイリーS.(米G2、4歳以上、キーンランド・芝8.5ハロン)
2009年ダイアナS.(米G1、3歳以上、サラトガ・芝9ハロン)
2着
2007年ボーモントS.(米G2、3歳、キーンランド・ポリトラック7ハロン)
2007年ジャストアゲームS.(米G1、3歳以上、ベルモントパーク・芝8ハロン)
2009年カナディアンS.(加G2、3歳以上、ウッドバイン・芝9ハロン)
2010年ジェニーワイリーS.(米G2、4歳以上、キーンランド・芝8.5ハロン)
2010年ゲームリーS.(米G1、3歳以上、ハリウッドパーク・芝9ハロン)
3着
2008年ジャストアゲームS.(米G1、3歳以上、ベルモントパーク・芝8ハロン)
2008年カナディアンS.(加G2、3歳以上、ウッドバイン・芝9ハロン)
2009年ファーストレディーS.(米G1、3歳以上、キーンランド・芝8ハロン)
2009年BCフィリーアンドメアターフ(米G1、3歳以上、サンタアニタ・芝10ハロン)
2010年ダイアナS.(米G1、3歳以上、サラトガ・芝9ハロン)
2010年グレンフォールズH.(米G3、3歳以上、サラトガ・芝11ハロン)

デビューして3連勝でG2フォワードギャルS.に勝ち、初重賞制覇。8戦目まではダート(うち1戦はポリトラック)を、以降は芝のレースを走っている。08年BCフィリーアンドメアはアタマ差での勝利。09年はミッデイから2・1/2馬身差3着。芝では16戦して【6-4-6-0】と3着以内率100%。今年は1勝もしておらず、以前よりは力が衰えているようだが、実力馬の1頭であり、常に上位に来る安定感は、アンタラと並んで物差し馬としては最適。


★ゴシップガール Gozzip Girl
13戦5勝2着1回、4歳、血統表
父ダイナフォーマー、母父キングマンボ
馬主: マイロン・ミラー
調教師: M.ウォルフソン
生産: ストーンストリートサラブレッド

重賞9戦【3-1-1-4】
1着
2009年ヒアカムズザブライドS.(米G3、3歳、ガルフストリームパーク・芝9ハロン)
2009年サンズポイントS.(米G2、3歳、ベルモントパーク・芝9ハロン)
2009年アメリカンオークス(米G1、3歳以上、ハリウッドパーク・芝10ハロン)
2着
2009年アッシュランドS.(米G1、3歳、キーンランド・ポリトラック8.5ハロン)
3着
2009年クイーンエリザベスIIチャレンジカップ(米G1、キーンランド・芝9ハロン)

シーザリオが2005年に勝ったアメリカンオークスに優勝している。しかしそれ以降6戦して連対していない。今年は3戦して、落馬、G3戦4着、G2戦6着。アメリカンオークス時の調子を取り戻せるなら怖いがどうか。


★ホットチャチャ Hot Cha Cha
17戦6勝2着3回3着4回、4歳、血統表
父カクタスリッジ、母父ブロードブラッシュ
馬主: ネルソン・マクマキン
調教師: P.シムズ調教師
生産: ネルソン・マクマキン

重賞12戦【4-3-4-1】
1着
2009年ブルボネットオークス(米G3、3歳、ターフウェイ・ポリトラック8ハロン)
2009年パッカーアップ(米G3、3歳、アーリントン・芝9ハロン)
2009年クイーンエリザベスIIチャレンジカップ(米G1、3歳、キーンランド・芝9ハロン)
2010年ミントジュレップH.(米G3、3歳以上、チャーチルダウンズ・芝8.5ハロン)
2着
2009年アパラチアンS.(米G3、3歳、キーンランド・芝8ハロン)
2010年ディスタフターフマイルS.(米G2、3歳以上、チャーチルダウンズ・芝8ハロン)
2010年ビバリーD.S.(米G1、3歳以上、アーリントンパーク・芝9.5ハロン)
3着
2009年リグレットS.(米G3、3歳、チャーチルダウンズ・芝9ハロン)
2009年アーリントンオークス(米G3、3歳、アーリントンパーク・ポリトラック9ハロン)
2010年ジェニーワイリーS.(米G2、4歳以上、キーンランド・芝8.5ハロン)
2010年モデスティH.(米G3、3歳以上、アーリントンパーク・芝9.5ハロン)

重賞で3着以内を外したのは1度だけ。とても安定して走っている。G1勝ちもあるが、最近2走はエクレアデルーンに2度続けて負けており、すこし分が悪い。10ハロンを経験したことが無く、血統的に距離延長は歓迎できるタイプでもないか。


★キーアタナ Keertana
19戦7勝2着5回3着4回、4歳、血統表
父ジョハー、母父ストームキャット
馬主: B.ハンター
調教師: P.プロクター
生産: B.ハンター

重賞8戦【2-2-3-1】
1着
2009年リグレットS.(米G3、3歳、チャーチルダウンズ・芝9ハロン)
2010年グレンフォールズH.(米G3、3歳以上、サラトガ・芝11ハロン)
2着
2009年レイクプラシッドS.(米G2、3歳、サラトガ・芝9ハロン)
2009年ミセスリヴィアS.(米G2、3歳、チャーチルダウンズ・芝8.5ハロン)
3着
2009年ガーデンシティーH.(米G1、3歳、ベルモントパーク・芝9ハロン)
2009年ヴァレーヴューS.(米G3、3歳、キーンランド・芝8.5ハロン)
2010年ミントジュレップH.(米G3、3歳以上、チャーチルダウンズ・芝8.5ハロン)

それほど強い感じでもなかったが、前走11ハロンのグレンフォールズH.では、2着カサブランカスマイルに3・1/4馬身差を、3着フォーエバートゥゲザーに4・1/2馬身差をつけている。父ジョハーが12ハロンのBCターフ勝ち馬であることが、距離延長に向いていたのかもしれない。10ハロンのここでも警戒は必要。


★★サンドバー Sandbar
7戦4勝3着2回、3歳、血統表
父オアシスドリーム、母父ヘルナンド
馬主: Lady O'Reilly
調教師: Francois Rohaut
生産: Petra Bloodstock Agency

重賞2戦【1-0-1-0】
1着
2010年クレオパトル賞(仏G3、3歳、サンクルー・芝2100m)
3着
2010年仏オークス(仏G1、3歳、シャンティ・芝2100m)

仏オークスでは1着サラフィナから3馬身差の3着。サラフィナはG1ヴェルメイユ賞で1着から1・1/2馬身差の3着だった。サンドバーの父オアシスドリームは、産駒が2007年にデビューすると、2009年にはアラクームがG1ムーラン・ド・ロンシャンを、ミッデイがG1ナッソーS.や BCフィリーアンドメアターフ、G1ヨークシャーオークスを、アルカノが仏G1モルニ賞を制しG1競走5勝を挙げるなど、絶好調の種牡馬。サンドバーも実力は確かなので、仏オークス以降出走はないが、出てくれば怖い。


★シェアードアカウント Shared Account
13戦5勝4着1回3着1回、4歳、血統表
父プレザントリーパーフェクト、母父スマートストライク
馬主: Sagamore Farm
調教師: G.モーション
生産: William A. Carl

重賞7戦【2-4-0-3】
1着
2009年レイクプラシッドS.(米G2、3歳、サラトガ・芝9ハロン)
2010年オールアロングS.(米G3、3歳以上、コロニアルダウンズ・芝9ハロン)
2着
2009年ヴァージニアオークス(米G3コロニアルダウンズ・芝9ハロン)
2009年ガーデンシティーH.(米G1、3歳、ベルモントパーク・芝9ハロン)
2009年クイーンエリザベスIIチャレンジカップ(米G1、3歳、キーンランド・芝9ハロン)
2010年ダイアナS.(米G1、3歳以上、サラトガ・芝9ハロン)

G2戦で2度大敗しているが、どちらも3歳3月のことで、3歳7月に再び重賞戦線に戻ってきてからは、上のような良績をあげている。前走2着になったG1ダイアナステークスでは、欧州から移籍してからアメリカでG1競走を6戦し4勝2着1回のプロヴィソ Provisoに頭差で敗れたものの、G1初勝利が4歳のBCクラシックだった父のように、シェアードアカウントも着実に強くなっている様子がうかがえます。フラワーボウル招待S.は7月以来の出走になることと、これまで1800mまでしか走っていないことがクリアできるかが課題になりそう。BCフィリーメアアンドターフにも出走予定。


★★ストロベリーダイキリ Strawberrydaiquiri
10戦6勝2着1回、4歳、血統表
父ダンジリ、母父トラヴェリングヴィクター
馬主: Renata J. Jacobs
調教師: Sir. Michael R. Stoute
生産: Newsells Park Stud

重賞5戦【2-0-0-3】
1着
2010年ダリアS.(英G3、4歳上、ニューマーケット・芝9ハロン)
2010年ウインザーフォレストS.(英G2、4歳上、アスコット8ハロン)

上の2勝したときには、後にG1ファルマスS.2着するスペイシャスに2度、またG1ジャンロマネ賞2着、G1ナッソーS.3着することになるアンタラに1度先着しているのだが、ストロベリーダイキリはファルマスS.、ナッソーS.ともに4着だった。他に牝馬マイルG1サンチャリオットS.も4着で、G1はなぜか連対も出来ずにいる。

父ダンジリは、英G1キングジョージ優勝のハービンジャーを輩出しているが、どちらかというとフランスのほうが活躍馬が多く(凱旋門賞のレイルリンクなど)、また、上でも紹介した「欧州から移籍してからアメリカでG1競走を6戦し4勝2着1回のプロヴィソ Proviso」もダンジリ産駒であり、イギリスからアメリカの平坦なコースに替わる事はプラス材料ではある。


★★トリートジェントリー Treat Gently
15戦5勝3着4回、5歳、血統表
父ケープクロス、母父インザウイングス
馬主: ジャドモントファーム
調教師: ビル・モット
生産: ジャドモントファーム

重賞12戦【3-3-1-5】
1着
2008年マルレ賞(仏G2、3歳、サンクルー・芝12ハロン)
2010年シープシェッドベイH.(米G2、3歳以上、ベルモントパーク・芝11ハロン)
2010年ロバートG.ディックメモリアルH.(米G3、3歳以上、デルマー・芝11ハロン)
2着
2008年ロワイヨモン賞(仏G3、3歳、シャンティ・芝12ハロン)
2008年ノネット賞(仏G3、3歳、ドーヴィル・芝10ハロン)
2010年サンゴルゴニオ(米G2、4歳以上、サンタアニタ・芝9ハロン)
3着失格
2008年ヴェルメイユ賞(仏G1、3歳以上、ロンシャン・芝12ハロン)

08年ヴェルメイユ賞は3着入線も失格になった。しかし1着ザルカヴァ(2008年凱旋門賞)からは2・1/2馬身差、2着ダーレミ(2010年ドバイシーマクラシック1着)からは1/2馬身差に食い下がっていた。次走オペラ賞4着を最後にアメリカに移籍。移籍後は9ハロンを中心に使われたものの、フランスでの実績からはすこし期待はずれ。しかし、距離を伸ばして11ハロンを使うと3走前シープシェッドベイH.、2走前ロバートG.ディックメモリアルH.と重賞を連勝した。前走9ハロンに戻ったビバリーD.S.はエクレアデルーンの5着。距離は長いほうが良いと思われ、フラワーボウル招待はともかく、11ハロンのBCフィリーアンドメアのほうが向くかもしれない。

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