2012年3月24日土曜日

豪G1クールモアクラシックは女性騎手キャシー・オハラ騎乗のオフコーズアイキャンが勝ち、人馬ともにG1初勝利

3月24日に行われた豪牝馬G1クールモアクラシック(芝1500m)は、後方2,3番手を進んだオフコーズアイキャンが大外から差し切って優勝し、G1初勝利を挙げました。

25歳のK.オハラ(O'Hara)騎手もG1初勝利で、オーストラリア人女性騎手がG1を勝つのは4人目。2005年に2着し、2006年にも僅差3着があったとのこと。「ロン(・クイントン調教師)が続けて乗せてくれたことに感謝します。前走の勝利のあと、この馬に乗りたい騎手がたくさんいるだろうことは分かっていました。」

オフコーズアイキャンは重賞4戦目だった前走のG3リヴァプールシティカップ(芝1300m)でオハラ騎手が初騎乗すると3馬身差で勝って重賞初勝利を挙げていました。


2010年の豪3歳牝馬G1フライトS.(芝1600m)および豪G1エプソムH.(芝1600m)の勝ち馬シークレットアドマイヤーが僅差2着。2010年のG1ニュージーランド1000ギニー(芝1600m)勝ち馬キングスローズが3着でした。

こちらも女性騎手のM.ペインが騎乗した、母父フジキセキのヨーセイ(G1競走3勝)は、1・1/2馬身差の4着。ペイン騎手は残り900mから400mまでの間にオフコーズアイキャンからたびたび不利を受けたと抗議しましたが、採決委員は却下しています。

2012年クールモアクラシックのレース映像。後方2,3番手の赤い帽子がオフコーズアイキャン。その外を進む黄色の帽子がヨーセイ。

オフコーズアイキャンの5代血統表バファリングなどの父モスマン産駒はG1初勝利。 オフコーズアイキャンの半弟ギミーザグリーンライトは、今年の南アG1クイーンズプレート(芝1600m)を勝ち、その次走の南アG1 J&Bメット(芝2000m)でも3着しています。

クールモアクラシック(Coolmore Classic)
2012年3月24日、オーストラリア・ローズヒル競馬場、芝1500m
3歳以上牝馬、ハンデ戦、G1、13頭、レース結果
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1オフコーズアイキャン
Ofcourseican
5牝
13倍
K.オハラ53.5kg1分30秒3526戦【8-5-5-8】
重賞2連勝
2シークレットアドマイヤ
Secret Admirer
4牝
11倍
B.アヴドゥラ58.0kgアタマ13戦【3-3-4-3】
G1競走2勝
3キングスローズ
King's Rose
4牝
5倍
L.ノーレン57.5kg短クビ19戦【8-3-1-7】
古馬G1でも2着2回

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