2010年4月28日水曜日

レイチェル、ザルダナと再戦へ


レイチェルアレクサンドラが出走する 4月30日(日本時間5月1日)のラトロワンヌステークスに、前走ニューオーリンズレディーストライアルでレイチェルを負かしたザルダナも出走することになりました。

Rachel Returns To Churchill For La Troienne - BloodHorse.com

ラトロワンヌS./ La Troienne Stakes
チャーチルダウンズ競馬場ダート8・1/2ハロン(約1700m)牝馬限定GIII

1. Be Fair (FL), T J Thompson, 118, D W Lukas
2. Morena (PER), J Lezcano, 118, M R Matz
3. Zardana (BRZ), D R Flores, 120, J A Shirreffs
4. Rachel Alexandra (KY), C H Borel, 124, S M Asmussen
5. Unrivaled Belle (KY), K J Desormeaux, 120, W I Mott
6. Distinctive Dixie (KY), J R Leparoux, 118, W A Dollase

124ポンド≒56.2kg、120ポンド≒54.4kg、118ポンド≒53.5kg


ザルダナとアンライヴァルドベル(ランパートS.優勝)については過去記事を引用しておきます。
レイチェルアレクサンドラ、ザルダナに敗れるより

昨年の米年度代表馬レイチェルアレクサンドラ / Rachel Alexandra が日本時間3月14日、フェアグラウンズ競馬場で行われたニューオーリンズレディースステークス(オールウェザー1700m)に出走しました。09年9月のウッドワードS.以来、6カ月ぶりの出走だったレイチェルは単勝1.1倍の断然人気に押されたものの、伏兵ザルダナ / Zardanaに 3/4馬身差の2着に負けてしまいました。レイチェルから11馬身3/4差の3着には Unforgotton(GII 2着1回)が入った。


勝ったザルダナはニューオーリンズレディースS. に出走した5頭のうち、レイチェル以外で唯一重賞勝ちのあった馬で、ブラジル産馬。07年3月にブラジルの準重賞 Classico Luiz Alves de Almeida(1200m)に優勝、その後に米移籍。これまでアメリカでは全14戦したが、すべて芝か合成馬場(オールウェザー、以下 AW)での競走であり、ダートに出走したのは今回が初めてだった。2走前09年11月の Bayakoa Handicap(GII、ハリウッドパーク競馬場 AW1700m、3歳以上牝馬限定戦)を1・1/4馬身差の1着で重賞初勝利。前走2010年2月13日のサンタマリアハンデ(GII、サンタアニタ競馬場 AW1700m、4歳以上牝馬限定戦)は4着だった。

アメリカの競馬場では西海岸を中心に、ダートの代わりにオールウェザー馬場が導入されてきましたが、08年09年とオールウェザーで行われたブリーダーズカップでヨーロッパからの遠征馬の活躍が目立つなど「芝馬向きの馬場では」と言われています。ザルダナは実績的にはレイチェルアレクサンドラに格下の馬ですが、これまでアメリカで走っていたオールウェザーに適性がなかった、ということでしょうか。

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バンベラ、北米デビュー戦敗れる、レース中に故障かから引用

ランパートステークス(GIII、ガルフストリームパーク競馬場ダート1700m、牝馬限定)に勝ったのはアンライバルドベルで、これで7戦4勝2着2 回。09年11月にガゼルS.(GI、アケダクト競馬場ダート1800m、3歳牝馬限定)を4・1/4馬身差2着。次走今年2月のラカナダS.(GII、サンタアニタ競馬場オールウェザー1800m、牝馬限定)は4着だった。これまでの3勝全てをあげていたダートに戻ったのが良かったのか、ランパートS. ではスイスイと逃げ切り、最後は2着のシャンパンアイズに1・3/4馬身差をつけて快勝。2着のシャンパンアイズはこれで15戦4勝2着3回で、ランパートS.以前に重賞3着以内はなかった。

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