フハイナは父ヨハネスブルグ(日本輸入種牡馬)、母フスアヘンディ(ブラジルでG1を3勝)、母の父ナゲットポイントという血統のアルゼンチン産馬。
芝のデビュー戦を勝ち、2戦目にダートG1に出走するもこれは8着。芝に戻った3戦目の亜G1ポトランカス大賞(芝1600m、2歳牝馬)で2着に8馬身差をつけて逃げ切り重賞初勝利。前走のエストレリャスジュベナイルフィリーズ大賞(芝1600m、2歳牝馬)は今回10馬身差3着のウルティモスエニョにいったん交わされたもののクビ差差し返して優勝しG1連勝していました。
これで5戦4勝、芝は4戦無敗のG1競走3勝です。9月にパレルモ競馬場で行われる亜G1ポーリャデポトランカス大賞(ダート1600m、3歳牝馬)に出走するかどうかは不明。それよりは芝を選んで10月の亜G3フェデリコ・デ・アルベル賞(芝1800m)から11月の亜G1エンリケアセバル大賞(芝2000m)の可能性のほうが高いのではないかと思います。
2013年ミルギネアス大賞のレース映像。
参考エストレラスジュベナイルフィリーズのレース映像
またミルギネアス大賞の1レース後に行われた亜G1ドスミルギネアス大賞(芝1600m、3歳牡馬)は逃げたコレルが2着に5馬身差をつけて快勝し、重賞初勝利をG1で挙げました。
3番手追走したハットトリック産駒のサパタが2着に入っています。残り400mでは2馬身差まで詰めましたが、そこから離されてしまいました。もう1頭のハットトリック産駒ジャイアントキリングは7着。
コイェルは父オーペン、母コリア、母の父サザンへローという血統のアルゼンチン産馬。兄弟や母の競走成績に特筆すべき点はありませんが、母の母はボストンハーバーの母と3/4同血の半妹です。
またフハイナと同じオーナーブリーダーで調教師、騎手も同じです。
デビュー2戦目で初勝利を挙げると、前走の亜G1エストレリャスジュベナイル(芝1600m、2歳牡馬)は約2馬身差の3着に入っていました。ちなみにその上位2頭は今回出走しませんでした。
サパタは亜G1ラウル&ラウル・E.・チェヴァリエ大賞(芝1400m、2歳牡馬)1位入線ものちにラシックス検出のため失格。前走の亜G1グランクリテリウム大賞(芝1600m、2歳牡馬)は約5馬身差の4着に敗れていました(その1,2着はエストレリャスジュベナイルの2着1着した2頭)。
2013年ドスミルギネアス大賞のレース映像。逃げるのがコレル。それを追走する橙と黒の市松模様の勝負服がサパタ。
ミルギネアス大賞(Gran Premio Mil Guineas)
2013年8月3日、アルゼンチン・サンイシドロ競馬場、芝1600m
3歳牝56kg、G1、7頭、レース結果(要登録)、1着賞金16万アルゼンチンペソ
着順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | フハイナJuhayna | 3牝 1.65倍 | A.Domingos | 1分33秒87 | 5戦【4-0-0-1】 G1競走3勝 |
2 | ソシオロガインク Sociologa Inc | 3牝 4.25倍 | F.Barroso | 8 | 6戦【1-2-1-2】 重賞2戦目初連対 |
3 | ウルティモスエニョ Ultimo Sueno | 3牝 3.15倍 | J.Garcia | 2 | 4戦【1-1-1-1】 これでフハイナの4,2,3着 |
ドスミルギネアス大賞(Gran Premio Dos Mil Guineas)
2013年8月3日、アルゼンチン・サンイシドロ競馬場、芝1600m
3歳牡56kg、G1、9頭、レース結果(要登録)、1着賞金16万アルゼンチンペソ
着順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | コイェル Koller | 3牡 1.9倍 | A.Domingos | 1分33秒59 | 4戦【2-1-1-0】 重賞初勝利 |
2 | サパタ Zapata | 3牡 4.15倍 | J.Ruiz Diaz | 5 | 4戦【1-1-0-2】 G1で1位入線失格 |
3 | マトレロインンク Matrero Inc | 3牡 6.05倍 | J.Ricardo | 2 | 5戦【1-0-2-2】 芝マイルG1で5着4着3着 |
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