2013年7月21日日曜日

米G1エディーリードS.、ジェラニモがG1競走2勝目。5着にディープインパクト産駒バロッチ

7月20日に行われた米G1エディーリードS.(芝9ハロン、3歳以上)は、最後方追走した1番人気のジェラニモが最後の直線で大外から差しきって優勝し、重賞7勝目、G1競走2勝目を挙げました。9頭立て8番人気と9番人気馬が2,3着に入るヒモ荒れの結果でした。

4番人気で出走したディープインパクト産駒のバロッチは5番手追走しましたが、ジェラニモから4馬身差の5着に敗れています。5月の米G1フランク・E.キルローマイルS.3着のフェドビズが2番人気4着。2011年の仏G1ジャンリュックラガルデール賞2着のソーファストは2番人気で最下位9着でした。


ジェラニモは父コンガリー、母ジェラ(ステークス1勝含む米4勝)、母の父ジェブラーという血統。2011年のこのレース2着。

昨年の米G1シューメイカーマイルS.(芝1マイル)は後方待機策がはまってG1初勝利。その後はBCマイル6着、ターフクラシックS.7着、前走シューメイカーマイルS.4着などG1では結果が出ていませんでした(その間に9ハロンG2を1勝)。

共同オーナーの一人、ライト氏は「前走で馬が仕上がったんじゃないかな」、と。ライト氏はペンダー調教師が小学校時代に所属していたフットボール部のコーチだったそうで、その後競馬場で再会し、ペンダー師に馬を預けるようになったとのこと。ペンダー師「私がクレーミング出身の馬を何頭か調教していたところ、ライト氏が『もっと良い馬を預けるから君の出来ることを見せてくれ』と言ってくれました。感謝しています。彼のおかげでこのビジネスにおいてスタートを切ることが出来、本物の競走馬を持たせてくれたのです」

次走は8月17日の米G1アーリントンミリオンまたは同25日のパシフィッククラシックS.へ。

2013年エディーリードS.のレース映像。ゲート向かって一番右がバロッチ、右から4頭めがジェラニモ。



エディーリードステークス(Eddie Read Stakes)
 2013年7月20日、アメリカ・デルマー競馬場、芝9ハロン
3歳以上、G1、9頭、レース結果、総賞金30万ドル
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1ジェラニモ
Jeranimo
7牡
3.9倍
R.ベハラノ1分45秒8035戦【10-6-5-14】
重賞7勝目
2ヴァガボンドシューズ
Vagabond Shoes
6セン
24.4倍
V.エスピノーザ1・1/225戦【6-4-3-12】
仏重賞2勝
3フライレキシスフライ
Fly Lexis Fly
4セン
38.0倍
E.マルドナルド1/212戦【3-2-3-4】
ペルーG1を2勝

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