2013年7月30日火曜日

仏G1ロートシルト賞、イルーシヴケイトが連覇でG1競走4勝目

7月28日に行われた仏G1ロートシルト賞(芝1600m、3歳以上牝馬)は、先行した1番人気のイルーシヴケイトが残り2ハロンで抜け出すと、2番人気のダントルに2・1/2馬身差をつけて完勝し、前走の英G1ファルマスS.につづきG1連勝(通算4勝目)を挙げました。またこのレース2連覇です。

昨年の愛G1メイトロンS.(芝1マイル、3歳以上)1位入線2着降着し、今年愛英でマイル重賞2連勝中だったダントルが2番人気2着。前走の英G1コロネーションS.(芝1マイル、3歳牝馬)でスカイランタンから4馬身差2着だったケンホープがさらに短クビ差の3着。ファルマスS.で約3馬身差の3着だったジオフラは3番人気で最下位に敗れました。


イルーシヴケイトは父イルーシヴクオリティ、母Gout De Terroir(米1勝、プレザントリーパーフェクトの半妹)、母の父レモンドロップキッドという血統のアメリカ産馬。

一昨年の仏G1マルセルブサック賞(芝1600m、2歳牝馬)1着。昨年のファルマスS.で1/2馬身差2着し、その次走の仏G1ロートシルト賞(芝1600m、3歳以上牝馬)を勝っていました。

その後は牡馬相手に仏G1ジャックルマロワ賞3着、牝馬限定の英G1サンチャリオットS.2着をはさんで、再び牡馬相手に英G1クイーンエリザベス2世S.3着。今年初出走の前々走の英G1クイーンアンS.(芝1マイル)3・1/4馬身差4着し、前走ファルマスS.勝利と、牡馬相手でも安定して走り、牝馬相手であればほぼ1,2着は堅いという競馬ですね。

次走は9月7日の愛G1メイトロンS.(芝1マイル、3歳以上牝馬)の可能性が高く、出走すればアイルランド初出走です。メイトロンS.は左回りなので、BCマイルに向けての意味もありそう。ただし、だとすると、オーナーが吉田照哉氏だからと日本のマイルチャンピオンシップ出走を期待するのはローテーション的にやや厳しいか。

2013年ロートシルト賞のレース映像。

28.07.2013 Deauville (FR) 6.Race Prix... 投稿者 HorseRaceSports

ロートシルト賞(Prix Rothschild)
2013年7月28日、フランス・ドーヴィル競馬場、芝1600m
3歳以上牝馬、G1、12頭、レース結果、総賞金30万ユーロ
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1イルーシヴケイト
Elusive Kate
4牝
3.5倍
W.ビュイック1分35秒2014戦【7-2-2-3】
重賞5勝目、G1競走4勝目
2ダントルDuntle4牝
6倍
W.ローダン2・1/29戦【5-2-0-2】
マイル重賞3勝
3ケンホープ
Kenhope
3牝
12倍
T.ジャルネ短クビ11戦【3-3-2-3】
仏G3を1勝

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