2013年6月20日木曜日

父ディープインパクトの仏G1勝ち馬ビューティーパーラーが引退

昨年の仏3歳牝馬クラシック第1冠、仏G1プール・デッセ・デ・プーリッシュ(仏1000ギニー、芝1600m)を勝ったビューティーパーラー  Beauty Parlour が現役を引退すると発表されました。

French Guineas heroine Beauty Parlour retired | Racing Post
https://twitter.com/FrRacingNews/status/347454007826067456

2012年仏1000ギニーのレース映像。


ディープインパクト産駒であるビューティーパーラーはデビューから4連勝で仏1000ギニーを制覇。その次走の仏オークスで3/4馬身差2着に敗れた後、それまで管理していた仏E.ルルーシュ調教師の元から英H.セシル厩舎へと移籍しました。

しかし移籍後初出走だった昨年9月の英G1サンチャリオットS.(芝1マイル、3歳以上牝馬)は約9馬身差の7着に敗れ、その次走で現役最後のレースとなった今年5月26日の仏G1イスパーン賞(芝1850m、4歳以上)も約4馬身差の6着に敗れていました。

6月11日に死亡したセシル師の妻で管理馬を引き継いでいるJ.セシル師(名義は Lady Cecil)は、「ビューティーパーラーは間違いなく一流の牝馬であり、ニューマーケットでの調教でも素晴らしい動きを見せていました。転厩後の2戦で良い結果を出せず残念です。繁殖牝馬としても成功することを祈っています」と自厩舎のウェブサイトでコメントを発表しています。


初年度種付け相手は不明、というか、もう6月の後半だから初仔は早くても再来年でしょうかね。ちなみにちょっと調べてみましたが、イスパーン賞はヘンリー・セシル師が生前最後に自身の管理馬を出走させたG1レースだったようです(間違っていたらごめんなさい)。

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