2013年6月2日日曜日

G1英ダービー、ルーラーオブザワールドが3戦無敗でG1初勝利

6月1日に行われたG1英ダービー(芝12ハロン10ヤード、3歳牡牝)は、中団追走の3番人気ルーラーオブザワールドが残り300mで先頭に立って優勝し、デビューから無敗の3連勝でG1初勝利(重賞2連勝)を挙げました。

ライアン・ムーア騎手は2010年のワークフォース以来となる英ダービー2勝目。エイダンオブライエン調教師は2連覇(4勝目)。馬主のスーザン・マグナー (ジョン・マグナー夫人)、デリック・スミス、マイケル・テイバーの3氏は2011年プールモワ、2012年キャメロットに続き3連覇です。


7戦7勝で英2000ギニーを制していた1番人気ドーンアプローチはスタートから掛かり通しで残り1100m辺りで抑えきれずに先頭に立ちましたが、残り2ハロンで数頭に交わされるとマニング騎手も追うのを止め最下位12着に敗れています。ボルジャー調教師はレース後に今後12ハロンを使うことはないでしょうと述べました。

5月16日の英G3ダンテS.(芝10.5ハロン)勝ち馬で7番人気のリバタリアンが1・1/2馬身差の2着。そのリバタリアンが10馬身差4着に敗れた4月の英G3クラシックトライアル(芝10ハロン)で1馬身差3着だった9番人気ガリレオロックがさらに短頭差の3着。

そのクラシックトライアル勝ち馬を4月の愛G3バリーサックスS.(芝10ハロン)で負かすなど重賞3連勝中だったバトルオブマレンゴが2番人気4着。ドイツ調教馬として初参戦のショパンは7着。



ルーラーオブザワールドは父ガリレオ、母ラブミートゥルー(愛G3で3着)、母の父キングマンボという血統のアイルランド産馬。半兄に仏愛英でG1を5連勝したデュークオブマーマレード、近親にエーピーインディなど活躍馬多数。

2年連続で父父サドラーズウェルズ、母の父キングマンボという配合によるダービー勝利であり、2010年のワークフォースも父父キングマンボ、母の父サドラーズウェルズでした。

また、この5年の勝ち馬のうち、シーザスターズの母の母、ワークフォースの父の母、ルーラーオブザワールドの父の母の母として登場する Allegretta も偉大です。


今年4月7日のデビュー戦(愛10ハロン戦)を3/4馬身差で勝利すると、前走2戦目、5月9日の英G3チェスターヴァーズ(芝12ハロン66ヤード、約2474m)を6馬身差で完勝していました。

勝ちタイム2分39秒06は2001年以降だと2002年についで2番目に遅いのですが、前日の英オークスも2番目、2レース前のコロネーションカップも3番目に遅い時計で決着しておりそういう馬場だったということでしょう(コロネーションカップは一昨年までダービー前日、昨年2012年から当日に施行)。

次走は愛ダービーが有力です。またダービー後に凱旋門賞の前売り2番人気となりました。ウィリアムヒルのオッズで6.5倍。1番人気はオルフェーヴルで6倍。ジェンティルドンナが3番人気11倍。以下セントニコラスアビー、アルカジーム、キャメロットが13倍で続きます。


2013年英ダービーのレース映像。最後にゲート入りする、奥から3頭目、濃紺の帽子・勝負服がルーラーオブザワールド。


英ダービー(Investec Derby)
2013年6月1日、イギリス・エプソム競馬場、芝12ハロン10ヤード
3歳牡牝、G1、12頭、Good To Soft 、レース結果
総賞金138万ポンド(約2億1000万円)、1着賞金78万ポンド(約1億2000万円)

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1ルーラーオブザワールド
Ruler Of The World
3牡
8倍
R.ムーア2分39秒063戦【3-0-0-0】
重賞2連勝
2リバタリアン
Libertarian
3牡
15倍
W.ビュイック1・1/24戦【2-1-0-1】
前走重賞初勝利
3ガリレオロック
Galileo Rock
3牡
26倍
W.ローダン短アタマ4戦【1-0-2-1】
半兄にサドラーズロック

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