2013年2月22日金曜日

首G2バランシーンS.、サジハーが重賞連勝。南アのイググは3着

2月21日に行われたドバイG2バランシーンS.(芝1800m、4歳以上牝馬)は、4番手追走の2番人気サジハーが最後の直線に向くと外から鋭く伸びて、前走のドバイG2ケープヴェルディS.(芝1600m)に続き重賞2連勝です。

圧倒的1番人気に支持された南アフリカ年度代表馬イググは逃げて3着。最後の直線でサジハーにあっという間に交わされましたが、交わされてからも大きく後退したわけでもなく、約半年の検疫期間含む1年ぶりのレースにしては十分でしょう。


サジハーは父キングズベスト、母アナーミル(1勝)、母の父ダルシャーンという血統の英国産馬。3代母はジャパンカップ勝ち馬アルカセットの2代母でもあり、父の父キングマンボはもちろんアルカセットの父です。

今年初戦だった前走のケープヴェルディS.は2着に3・3/4馬身差をつけて完勝していました。次走についてサイード・ビン・スルール調教師は「3月9日のスーパーサタデー(G1ジェベルハッタ?)からもしかすると30日G1ドバイデューティーフリーで牡馬にぶつけるかも」と述べていますが、ゴドルフィンのレーシングマネージャー、サイモン・クリスフォード氏は「ヨーロッパに戻して年後半はアメリカへ」とも述べていてまだ分からないですね。

2013年バランシーンS.のレース映像。青の帽子・勝負服がサジハー。


バランシーンステークス(Balanchine Stakes)
2013年2月21日、ドバイ・メイダン競馬場、芝1800m
北半球4歳以上牝馬、南半球3歳以上牝馬、G2、7頭、レース結果、総賞金20万米ドル

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1サジハー
Sajjhaa
6牝
2.5倍
S.デ・ソウザ
58.5kg
1分48秒5815戦【6-4-0-5】
伊G3勝ち。英G2で2着2回
2プルシアン
Prussian
4牝
21倍
M.バルザローナ
57.0kg
116戦【5-5-1-5】
重賞初出走
3イググ
Igugu
6牝
1.5倍
C.スミヨン
57.0kg
3・1/413戦【10-2-1-0】
南アG1を4勝

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