2011年4月28日木曜日

注目血統のイギリス3歳馬2頭

ジョージワシントン唯一の産駒デイトウィズデスティニー Date With Destiny が4月14日に行われた Tattersalls Millions 3-Y-O Trophy に出走し、1着から5・1/4馬身差の8着でした。

Tattersalls Millions 3-Y-O Trophy
英ニューマーケット競馬場、芝・約2000m(1マイル2ハロン)
3歳以上混合、14頭
着順馬名性齢主な成績
1.Auld Burns3・セン次走G3 bet365 Classic Trial で3着
2.Measuring Time3・牡昨年 G3 ソラリオステークスで2着、
次走G3 bet365 Classic Trial で2着
5.Together3・牝英2歳牝馬G1 フィリーズマイル2着
8.デイトウィズデスティニー3・牝

重賞勝ち馬は牝馬の Together だけというメンバーでしたが、上位2頭は次走の G3戦で2,3着しており、それほどレベルは低くなかったように思います。デイトウィズデスティニーに約1馬身差先着し、牝馬では最先着だった Together(父ガリレオ)の重賞成績(いずれも牝馬限定)は以下の通り。
愛G3 シルヴァーフラッシュステークス1着(2着に1馬身差)
愛G2 デビュタントステークス3着(1着から4馬身差、1着馬はシルヴァーフラッシュステークスの2着馬)
愛G1 モイグレアスタッドステークス4着(1着から1・3/4馬身差)
英G1 フィリーズマイル2着(1着から1/4馬身差)
米G2 BCジュベナイルフィリーズターフ(1着から6馬身差)


デイトウィズデスティニーは昨年デビュー戦を勝ったあと、G3 で7頭立て 4・1/4馬身差6着、G2 で10頭立て 4・1/4馬身差5着(いずれも7ハロン約1400m)と、期待ほどは良いところがありませんでしたが、 今年初出走で、Together 相手にこれだけやれるなら今年は重賞戦線で活躍が期待できそうに思えます。ちなみに Together も今年初出走でお互いどれぐらい仕上がっていたのか分かりませんが。デイトウィズデスティニーは、以前も書きましたが、母父が中長距離型のレインボウクエストなので、今回は距離が伸びたのも良かったのでしょう。

デイトウィズデスティニーは英オークス(6月3日)に登録があり、Together は英愛1000ギニーおよび英オークスに登録されています。




また、英愛オークスなどG1を7勝し、引退レースのジャパンカップでディープインパクトの3着に入ったウィジャボードの初仔であるブードゥープリンス Voodoo Prince が4月16日、英ニューベリー競馬場の未勝利馬戦に出走しましたが、13頭立て6着(1着から7・3/4馬身差)でした。母ウィジャボードはもちろん、父もキングマンボという良血ですが、まだ気性が幼いそうで、そちらの成長が待たれます。いちおう英ダービーに登録があります。

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