2012年8月13日月曜日

独G1バイエルン大賞、テミーダがG1初勝利

8月12日に行われた独G1バイエルン大賞(芝2400m、3歳以上)は、6頭立て5番手を追走した最低人気テミーダが最終コーナーで最内を回って前との差をつめると、逃げた昨年の勝ち馬アールオブティンスダルらを並ぶ間もなく差し切って優勝しG1初勝利を挙げました。

G2伊ダービー勝ち馬でG1独ダービー10着、独G1ダルマイヤー大賞5着のフォイアーブリッツが2着。アールオブティンスダルが1番人気3着。独ダービー4着のバルチックロックが2番人気5着でした。


テミーダは父オラトリオ、母インテリムペイメント、母の父レッドランサムという血統で、母の半弟に米G1馬ミッドシップス。オラトリオ産駒4頭目のG1馬です。昨年の独1000ギニー3着馬で同年10月に伊G3ヴェルツィエレ賞(芝2000m)で重賞初勝利を挙げました。今年に入ってからは2200mのドイツ準重賞を2、1着しており好調だったのかもしれませんが、昨年9月の独G3ケルン秋季牝馬賞(芝2200m)で6着に終わっているので、G1初出走、2400m初出走のバイエルン大賞で全然人気がなかったのも当然です。

次走はデインドリームおよび独G1ダルマイヤー大賞8馬身差圧勝したパストリオスも予定している独G1バーデン大賞(芝2400m)に向かう模様独G1ベルリン大賞1着後にバーデン大賞へと述べていた仏ミアンドル陣営はやはりニエル賞へ向かうようです。

2012年バイエルン大賞のレース映像。


バイエルン大賞
(Wettkontor München - Großer Preis von Bayern (vormals Rheinland-Pokal))
2012年8月12日、ドイツ・ミュンヘン競馬場、芝2400m
3歳以上、G1、6頭、レース結果、総賞金15万5000ユーロ

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1テミーダ
Temida
4牝
14.5倍
F.ミナリク
58.5kg
2分26秒8310戦【4-2-1-3】
重賞2勝目
2フォイアーブリッツ
Feuerblitz
3牡
8.7倍
A.スボリッチ210戦【2-4-1-3】
G2伊ダービー1着
3アールオブティンスダル
Earl Of Tinsdal
4牡
2.1倍
E.ペドロザ311戦【5-2-2-2】
G1競走2勝前走G1で2着

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