2012年8月22日水曜日

米G1セクレタリアトS.、仏ベイリルがG1初勝利

8月19日に行われた仏G1セクレタリアトS.(芝10ハロン、3歳)は、フランスからの遠征馬ベイリルがスタートで出遅れましたが、向こう正面で内ラチ沿いから徐々に進出し、直線入り口で前の3頭の外に持ち出されると残り1ハロンで差し切ってG1初勝利を挙げました。クリストフ・ルメール騎手は米G1初勝利。

前走G2ヴァージニアダービー(芝10ハロン)勝ち馬で1番人気に支持されたシルヴァーマックスは逃げて6馬身差5着。他馬より重い斤量と、1,2着馬は半マイル地点で最後方にいた2頭だから展開も少し厳しかったでしょうか。UAEダービー勝ち馬ダディロングレッグズが最下位8着。

ちなみにハットトリック産駒のハウグレートは2着フィネガンズウェイクに米G3アメリカンターフS.で先着したことがありますが、3着のサマーフロントに米G3ヒルプリンスS.で敗れています。


ベイリルは父メディシアン、母バランキヤ(仏1勝)、母の父ダルシャーンという血統のフランス産馬。前走の仏G2ユジェーヌアダム賞(芝2000m)で重賞初出走初勝利していました。5戦して1回しか負けていないので今後が楽しみですが次走は不明。

2012年セクレタリアトS.のレース映像。外から2頭目の発走がベイリル。


セクレタリアトステークス(Secretariat Stakes)
2012年8月19日、アメリカ・アーリントンパーク競馬場、芝10ハロン
3歳、G1、8頭、レース結果(PDF)、総賞金50万ドル

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1ベイリル
Bayrir
3牡
4.2倍
C.ルメール2分02秒925戦【4-0-0-1】
重賞2連勝
2フィネガンズウェイク
Finnegans Wake
3牡
9.5倍
J.レスカノ1・1/49戦【2-1-2-4】
前走G2ヴァージニアD.3着
3サマーフロント
Summer Front
3牡
3.6倍
R.ドミンゲス1・1/48戦【5-1-1-1】
米G3ヒルプリンスS.1着

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