2013年9月15日日曜日

愛チャンピオンS.、ザフューグがG1競走3勝目。2年連続牝馬の勝利

9月7日に行われた愛G1アイリッシュチャンピオンS.(芝10ハロン、3歳以上)は4番手追走した2番人気ザフューグが、逃げたトレーディングレザーと2番手先行した1番人気アルカジーム(英インターナショナルS.の2,3着馬)を残り300mあたりで交わすと、アルカジームに1・1/4馬身差をつけて快勝し、G1競走3勝目、牡馬相手のG1初勝利を挙げました。

昨年のスノーフェアリーに続き2年連続で牝馬の勝利です。ちなみにスノーフェアリーより前の牝馬の勝利は、1996年の Timarida までさかのぼる必要があります。


昨年の英G1レーシングポストトロフィー(芝1マイル、2歳)1着以来の出走で、同オッズ2番人気だったキングズバーンズは、最終コーナー手前でず るずると下がって大差の最下位6着。J.オブライエン騎手らによると歩様がおかしかったので無理をさせなかったと。今のところ特に大きな怪我などの情報は 無いです。


ザフューグは父ダンシリ、母の父トワイラサープ、母の父サドラーズウェルズという血統。母は英重賞2着馬で、その半姉と半兄はG1勝ち馬です。

昨年の英G1ナッソーS.(芝10ハロン、3歳以上牝馬)でG1初勝利。前走の英G1ヨークシャーオークス(芝12ハロン、3歳以上牝馬)でG1競走2勝目を挙げていました。

ヨークシャーオークスの前の2戦は牡馬相手に2戦し、英G1プリンスオブウェールズS.(芝10ハロン)、英GエクリプスS.(芝10ハロン)で、アルカジームからそれぞれ3馬身差3着、12馬身差の最下位7着に敗れており、牡馬相手では厳しいのかな、と思っていましたが、

また、前走直後の次走予定は仏G1ヴェルメイユ賞からBCターフとゴスデン調教師が述べていましたが、この愛チャンピオンS.に出走して勝ったことで、この次走は凱旋門賞が有力です。9月15日時点(フォワ賞、ニエル賞前)のオッズで6番人気となっています。


2013年愛チャンピオンS.のレース映像。スタート直後は5番手の、ピンクの勝負服がザフューグ。



アイリッシュチャンピオンステークス(Red Mills Irish Champion Stakes)
2013年9月7日、アイルランド・カラ競馬場、芝10ハロン
3歳以上、G1、6頭、Good、レース結果、総賞金75万ユーロ
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1ザフューグ
The Fugue
4牝
5倍
W.ビュイック2分05秒2212戦【5-2-3-2】
重賞3勝目
2アルカジーム
Al Kazeem
5牡
1.9倍
J.ドイル1・1/413戦【7-5-0-1】
G1競走3勝
3トレーディングレザー
Trading Leather
3牡
6倍
K.マニング211戦【4-4-2-1】
愛ダービー

0 件のコメント: