2010年8月25日水曜日

デイトウィズデスティニー2走目は今週土曜日、他

ジョージワシントン唯一の産駒、デイトウィズデスティニー Date With Destiny が、28日土曜日に英・グッドウッド競馬場で行われる G3プレステージステークスに出走する模様。管理するリチャード・ハノン調教師がコメントしています。

Date With Destiny to head for Prestige Stakes

ハノン調教師は「土曜日(21日)の調教ではとてもよく動いて、最高の状態にある。デビュー戦以降も順調で、プレステージステークスを使うことにした。9月下旬にアスコット競馬場で行われる G1フィリーズマイルに登録していて、今もその予定だが、グッドウッドで使うことが自然な成り行きだと考え、どれぐらい通用するのか見ることにした。」と語っています。

プレステージステークスはグッドウッド競馬場・芝7ハロン(約1400m)で行われる2歳牝馬限定戦。25日現在、11頭が登録している。すでに重賞を勝っている馬では、フレー Hooray(8月に6ハロンの2歳牝馬限定 G2ローサーS.で8頭立て1着)が含まれる。

デイトウィズデスティニーについての過去記事「Date With Destiny 初勝利のレース映像」もどうぞ。



また、昨年の米年度代表馬レイチェルアレクサンドラ Rachel Alexandra が、8月29日(日曜日)にサラトガ競馬場・ダート10ハロン(約2000m)で行われる牝馬限定 G1パーソナルエンスンステークスに出走予定です。2走前の G2フルールドリスH.、前走レディーズシークレットS.をそれぞれ10馬身、3馬身差で勝ち、ようやく調子を取り戻してきたのかなというレイチェルアレクサンドラですが、その2走はレベルがとても低かったのも事実です。

パーソナルエンスンS.には、6連勝中のライフアットテンも出走予定。特に近3走は、G3、G1、G2を連勝しており、レイチェルにとって今年に入ってから初めて強敵との対戦です(昨年牡馬G1を3勝したことに比べればかなり見劣りしますが)。レイチェルアレクサンドラがここで良い競馬が出来なかった場合、今年の陣営の慎重すぎる使い方を考えると、秋のブリーダーズカップ・クラシックに出走してゼニヤッタなどと対戦する機会が失われる危険性が極めて大きくなると懸念されます。そういう意味でも好走を期待したい。

過去記事
レイチェルアレクサンドラ、10馬身差圧勝で2010年初勝利
レイチェルアレクサンドラ、レディーズシークレットS.に勝って連勝

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