パーソナルエンスンステークスのレース動画。(予備YouTube)
スタートから先手を取る2頭の、内がレイチェルアレクサンドラ、外が2走前に牝馬G1を勝っているライフアットテン。勝ったパーシステントリーは4番手追走の赤い帽子。
パーソナルエンスンステークス Personal Ensign Stakes
サラトガ競馬場ダート10ハロン(約2000m)、3歳以上牝馬限定G1
1着パーシステントリー Persistently(血統表)
2着レイチェルアレクサンドラ Rachel Alexandra(血統表)
3着ライフアットテン Life At Ten(血統表)
勝ったパーシステントリーの斤量は約52.6kg、レイチェルアレクサンドラは約55.3kg、ライフアットテンは約54.4kgだった。
パーシステントリーは2歳時(08年)に
- メイトロンS.(7ハロン、牝馬G2)9頭立て2着
- フリゼットS.(8ハロン、牝馬G1)10頭立て2着
- BCジュベナイルフィリーズ(8.5ハロン、牝馬G1)13頭立て5着
パーシステントリーが2000mを走るのは初めてだったが、マゴーヒー調教師は「距離は持つだろうとオーナーが決断した。少頭数になるならと、出走させた」としています。パーシステントリーの母母は1994年アメリカ最優秀3歳牝馬のHeavenly Prize。同馬も管理したマゴーヒー調教師は母系は長距離が得意だから、とも話しています。
1馬身差2着に敗れたレイチェルアレクサンドラ。レース前までの予定ではこの後、10月2日の牝馬G1ベルデイムステークス(ベルモント、ダート10ハロン)、そしてブリーダーズカップ(どのレースかは未定)へ、ということでしたが、今後については考え直すとアスムッセン調教師が述べています。BCクラシックでゼニヤッタとの対戦はなるでしょうか?
レイチェルから10馬身差3着のライフアットテンは前走まで6連勝。
- シックスティーセイルズH.(ダート9ハロン、3歳以上牝馬G3)
- オグデンフィップスH.(ダート8.5ハロン、3歳以上牝馬G1)
- デラウェアH.(ダート10ハロン、3歳以上G2)
レイチェルアレクサンドラの前走レディーズシークレットS.の詳細はこちら、前々走10馬身差圧勝したG2フルールドリスH.の詳細はこちら。両記事ともレース動画があります。
週末に行われたその他の北米競馬のレース動画です。
パシフィッククラシック デルマー競馬場オールウェザー10ハロン
昨年の覇者リチャーズキッド Richard's Kid が連覇。(動画予備)
トラヴァースステークス サラトガ競馬場ダート10ハロン
ケンタッキーダービー馬スーパーセイバー、2着馬アイスボックス、プリークネスS.2着ファーストデュード、ベルモントS.2着馬フライダウンなどが揃った真夏のダービートラヴァースステークスは、アフリートエクスプレス Afleet Express が勝利。2着フライダウンとはハナ差だった(動画予備)
アフリートアレックスは6月の前々走G3ペガサスステークスで重賞初制覇、前走7月のG2ジムダンディS.は2着だった。
キングスビショップS. サラトガ競馬場ダート7ハロン
ディスクリートリーマイン Discreetly Mine がグレードレース3連勝でG1 初優勝。好スタートからの逃げ切り勝ちでした。UAEダービー(G2)、G1シガーマイルH.などで圧勝劇を見せたディスクリートキャットの半弟で、父父は両馬同じストームキャット。(動画予備)
ディスクリートリーマインは2歳時にG1シャンペンS.2着。3歳になると、リズンスターS.2着などの後、ケンタッキーダービーでは13着に敗れる。これを境に距離を短い距離を使われ、G2ウッディースティーブンスS.2着、G3ジャージーショアS.1着、G2アムステルダムS.1着と、7ハロン以下の重賞で3連対していた。アムステルダムステークスでは8馬身差圧勝だった(レース動画)
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