2010年8月8日日曜日

ゼニヤッタ18連勝、G1・12勝目を挙げる

現地時間8月7日にデルマー競馬場で行われたクレメント・L・ハーシュS.にゼニヤッタが出走し、無敗の18連勝を達成しました。次走は10月2日のベルデイムステークスの模様。


クレメントハーシュステークスのレース映像
緑の帽子・勝負服、シャドウロールを装着し、外から2頭目の発走がゼニヤッタ。



クレメント・L・ハーシュS. Clement L. Hirsch Stakes
デルマー競馬場、オールウェザー8・1/2ハロン(約1700m)、牝馬限定G1
1着ゼニヤッタ Zenyatta(血統
2着リンターヴァル Rinterval(血統
3着プリンセステイラー Princess Taylor(血統


ゼニヤッタはこの勝利でクレメントハーシュS.3年連続優勝。G1競争は12勝目。18戦のキャリア中2番目に小さいクビ差での決着だったことについてマイク・スミス騎手は「すこし早く仕掛けすぎたかもしれない。抜け出してから遊んでしまった」と話しています。正直もっと強い相手だと危なかった、と思いました。


2着のリンターヴァルは、前走シカゴH.(G3、7ハロン)で昨年のBCフィリー&メア・スプリントの覇者インフォームドディシジョンにアタマ差の2着。ほかステークスレース1勝がある。

3着のプリンセステイラーは父シングスピールの6歳牝馬。昨年1,2着馬から8馬身離されたが英G3ミドルトンS.で8着。今年6月に米G3ビバリーヒルズH.を1馬身差2着。


ゼニヤッタの18連勝はペッパーズブライトの19連勝に次いで北米2番目の連勝記録。ただしペッパーズブライトはニューメキシコ産馬限定レースにしか出走していない。ゼニヤッタの次走について管理するシレフス調教師は、10月2日にベルモント競馬場・ダート9ハロン(約1800m)で行われる牝馬限定G1ベルデイムステークスを挙げています。その後ブリーダーズカップ・クラシックで同競争2連覇、またベルデイムS.も勝っていれば20連勝の連勝記録に挑戦することになります。




また同7日、BCクラシックでゼニヤッタの主要なライバルになりそうな古馬牡馬のブレイム Blame がホイットニーH.をアタマ差制し、前走スティーヴン・フォスターH.に続きG1・2連勝、重賞5連勝を挙げた。通算11戦8勝。


ホイットニーH.2着はG1を2連勝中だったクオリティーロード。2月のG1ドンハンデを12馬身差で圧勝し、次走6月のG1メトロポリタンH.では2着のムスケットマンに 1・1/2馬身差をつけて快勝していた。ホイットニーH.3着はそのムスケットマンでした。(メトロポリタンH.の詳細


勝ったブレイム(左)と2着のクオリティロード

ホイットニー招待ハンデキャップのレース映像。勝負服は上の画像参照。

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