2010年11月2日火曜日

2010年メルボルンカップのレース映像(日本馬トウカイトリック出走)

11月2日に行われた、オーストラリア競馬最大の祭典メルボルンカップのレース映像を YouTube から紹介します。



動画予備1予備2

日本から出走したトウカイトリックは、次の画像のように(赤の矢印)スタートから内に入り先行馬を見る形での競馬になりました。
japanese Tokai Trick 12th in Melbourne Cup
白い帽子、白基調の勝負服がトウカイトリック
トウカイトリックは4コーナーで内を突き、残り400m付近で一旦先頭に並んだものの、残り300m付近で直線で外に持ち出した先行馬ハリスツイードやソーユーシンクらに突き放され、よく粘りましたが12着に終わりました。

レースは、トウカイトリックも出走した G1コーフィールドカップ2着馬ハリスツイードや、G1コックスプレート勝ち馬ソーユーシンクらが最後の直線で一旦抜け出したものの、アメリカインが外から差しきって優勝。2着にマラッキーデイが入りました。

トウカイトリックは内を突いたことで見せ場は作りました。ただ、勝ち馬アメリカインは道中、トウカイトリックの1馬身後ろの外に、2着マラッキーデイはトウカイトリックに馬体を並べて外側に位置していました。この上位2頭のほかにも8着までを直線外に持ち出した馬たちが占めたことを考えると、トウカイトリックも内に進路をとったのはあまり得策ではなかったかもしれません。

勝ったアメリカインはフランスからの遠征馬で、8月の仏G2ケルゴルレイ賞を含む3000mレースを3連勝したあと、メルボルンカップを目指して渡豪。前走の豪G3ギーロンC(芝2400m)でも優勝していた。ほかに Prix Vicomtesse Vigier(仏G2、芝3200m、2009年)を勝ち、2008年には仏G3 Prix de Lutece(芝3000m)1位入線2着降着があるなど、3000mを超えるレースを得意としている。このあとは香港ヴァースに向かう模様。

着順
メルボルンカップ Melbourne Cup
オーストラリア・フレミントン競馬場、芝3200メートル、3歳以上ハンデ
23頭立て
総賞金4億9400万円、1着賞金2億8800万円(1豪ドル=80円で計算)
勝ち時計3分26秒87、上がり3ハロン 36.70
着順馬名英語斤量(kg)騎手着差(馬身)
1アメリカインAmericain54.5G.モッセ
2マラッキーデイMaluckyday51.0L.Nolen2.8
3ソーユーシンクSo You Think56.0S.Arnold3.3
4ジッピングZIPPING55.5N.ホール5.0
5ハリストウィードHarris Tweed55.0B.ローウィラー5.5
12トウカイトリックTokai Trick54.5藤田 伸二12.7

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