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2012年5月1日火曜日

アクアマリンは28日のG2コリーダ賞へ。シリュスデゼーグルはシンガポールか。フランケルが6日にニューマーケットでコース追い

仏G3アレフランス賞(芝2000m)を勝ったディープインパクト産駒アクアマリン Aquamarine について、デルザングル調教師は5月28日の仏G2コリーダ賞(サンクルー競馬場・芝2100m、4歳以上牝馬)を考えているとのこと。ゴルディコヴァの半妹で仏G1ヴェルメイユ賞勝ち馬ガリコヴァが今年初戦に予定しているレースです。

アクアマリンがサンクルー競馬場で走ったのは昨年11月の準重賞ソリチュード賞(芝2000m)の1走だけ。当時は1着から約3馬身差の4着に敗れていました(2着馬はアレフランス賞でも2着するハヤランダ)。

アレフランス賞3着に敗れたシャレータについて、A.ドゥロワイエデュプレ調教師は「道悪馬場も合わなかったし、距離も少し短かったので落胆はしていない」とし、次走はイギリスを考えているが、あるいはコリーダ賞から6月24日の仏G1サンクルー大賞典(芝2400m)へと進む可能性もあると。「堅い馬場が必要だ」とも述べているのでジャパンカップに誘えば今年も出走してくれると思いますが。

仮にコリーダ賞だとすると斤量はそれぞれ、アクアマリン56kg、シャレータ56kg、ガリコヴァ58kgのようです(シャレータはヴェルメイユ賞3着)。

ちなみにアレフランス賞の昨年の勝ち馬は、同年8月の仏G1ジャンロマネ賞(芝2000m、4歳以上牝馬)を勝ったアナウンス。また昨年のコリーダ賞の勝ち馬はサラフィナ(凱旋門賞1番人気)でした。


アクアマリンの全妹で3歳の Abacoa については、France Galop を見ても調教師が記載されておらず、入厩したことさえ無いということかもしれません。


フランスからアメリカに移籍したディープ産駒バロッチについて、Brisnetに
"Group 3 runner-up and listed winner Barocci (Deep Impact) readied for his U.S. debut"
とあるので、レースは不明ですが、そろそろ出走するかもしれません。


仏G1ガネー賞を8馬身差で圧勝したシリュスデゼーグルは5月20日のシンガポール航空国際カップ(芝2000m)から6月20日の英G1プリンスオブウェールズS.(芝10ハロン)、または6月2日の英G1コロネーションカップ(芝12ハロン)からサンクルー大賞典に進むようです。また7月の"キングジョージ"も候補であると。勝てばセン馬によるキングジョージ初勝利でしょうか。

さらに、セン馬は凱旋門賞には出走できないので、昨年ソーユーシンクを下してG1初勝利を挙げた英チャンピオンS.に今年も出走する可能性が高いです。


4月11日に負った外傷が心配されたフランケルは、検査の結果も大きな問題が無いことが分かり、調教再開後も順調のため、5月19日の英G1ロッキンジS.で今年初出走する可能性があります。6日にはニューマーケット競馬場のレースコースで追うようです

フランケルは6月19日の英G1クイーンアンS.(芝1マイル)とプリンスオブウェールズS.に登録しており、後者でシリュスデゼーグルと対戦する可能性があります。またフランケルが10月も10ハロン路線にとどまり英チャンピオンS.に出走すれば、そこで初めて、あるいは再びシリュスデゼーグルとの対戦が見られるかもしれません。

今年のブリティッシュ・チャンピオンズ・デイズは10月20日。マイル戦で昨年制したクイーンエリザベス2世S.か、それとも10ハロンの英チャンピオンS.か分かりませんが、フランケルがそれまで無事にシーズンを過ごせた場合、引退レースとなる可能性がもっとも高い一日です。

ダービーメキシカーノはチコフレッサが優勝。ハットトリック産駒は2冠馬に先着する6着

4月28日に行われたメキシコ3歳3冠最終戦ダービーメキシカーノ(ダート9ハロン)は、第1戦ステークスジョッキークラブメキシカーノ3着だったチコフレッサが2冠馬エクラールらを退けて優勝しました。

3冠達成していれば史上7頭目だったらしいエクラールは7着。第2戦ナシオナル大賞7着に終わっていたハットトリック産駒サスピシャスジャックは6着。同2着のケタルは2位入線4位降着、同3着のアルバイシンは最下位13着に敗れました。

2012年ダービーメキシカーノのレース映像。チコフレッサは大外の黄色の帽子。エクレールは内から4頭目、サスピシャスジャックは内から6頭目の発走。


墨ローカルG1ナシオナル大賞、メキシコ産馬エクレールが2冠。ハットトリック産駒サスピシャスジャックは7着

ダービーメキシカーノ(Derby Mexicano)
2012年4月28日、メキシコ・アメリカス競馬場、ダート9ハロン
3歳、メキシコ産馬51.5kg、外国産馬53kg、ローカルG1、13頭、レース結果、28万ペソ
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1チコフレッサ
Chico Fresa
3牡J.オルテガ
51.5kg
2分01秒012戦【3-4-2-3】
第1戦3着
2シエテヴィダス
Siete Vidas
3牡R.エスカロナ
53kg
7戦【2-2-1-2】
第2戦8着
3エルチュエコ
Elchueco
3牡I.カルデナス
51.5kg
16戦【3-3-6-3】
第1戦2着、第2戦4着

2012年4月30日月曜日

ディープ産駒アクアマリンが仏G3アレフランス賞優勝

ディープインパクト産駒アクアマリン、アレフランス賞

4月30日に行われた仏G3アレフランス賞(芝2000m、4歳以上牝馬)は、4番手外目を追走したディープインパクト産駒アクアマリンが、逃げた昨年の凱旋門賞2着馬シャレータなどを差しきり、重賞初出走で初勝利を挙げました。

レースの連続写真はこちらこちら。レース映像予備(有料)


アクアマリンは父ディープインパクト、母アンジェリータ、母の父アルザオという血統の日本産馬(4歳牝馬)。今年初戦だった前走の条件戦(芝2000m)で、すでに重賞を勝っていた4歳牡馬マキシオスより1.5kg重い斤量を背負いながら、マキシオスから3・1/2馬身差に好走していました。

今回は今年初出走のシャレータより3kg軽く、また2着ハヤランダ(仏オークス3・1/4馬身差4着)より1kg軽い斤量でしたが、それでも大きな勝利です。

フランスでディープインパクト産駒の3歳牝馬ビューティーパーラー(イギリス産馬)が4月15日の仏G3グロット賞を勝ち、重賞初勝利を挙げたばかりで、ディープインパクト産駒の海外重賞勝利は2頭目となりました。


アクアマリンと同じ馬主のアンドロメダギャラクシー(ウィルデンシュタインの主戦騎手スミヨン騎手が騎乗)は8着。ハヤランダが3着だった昨年の仏3歳牝馬G2ノネット賞勝ち馬で、その次走の加G1E.P.テイラーS.(芝10ハロン)1/4馬身差3着だったドリームピースは4着。

実績的にアクアマリンはアンドロメダギャラクシーのペースメーカーとして出走するのだと思っていましたが、シャレータが先に行ってくれたからなのか、先行する普通の競馬でしたね。

アレフランス賞(Prix Allez France)
2012年4月2日、フランス・シャンティイ競馬場、芝2000m
4歳以上牝馬、G3、9頭、レース結果、総賞金8万ユーロ

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1アクアマリン
Aquamarine
4牝
23倍
T. Huet
54kg
2分10秒106戦【3-1-0-2】
準重賞は2戦し4着が最高
2ハヤランダ
Haya Landa
4牝
9.8倍
T.テュリエ
55kg
3/411戦【1-3-1-6】
仏G2ノネット賞3着
3シャレータ
Shareta
4牝
2倍
C.ルメール
57kg
10戦【3-3-2-2】
仏G3ミネルヴ賞1着
凱旋門賞2着
ジャパンC7着
4ドリームピース
Dream Peace
4牝
7.3倍
G.モッセ
58kg
211戦【4-1-4-2】
加G1E.P.テイラーS.3着
5ナヴァラクイーン
Navarra Queen
4牝
29倍
A.シュタルケ
57kg
1・3/48戦【3-0-2-3】
伊重賞1着
独オークス4着
6スカーレット
Skallet
4牝
14倍
S.パスキエ
55kg
1・3/412戦【4-1-4-3】
仏G3フィーユドレール賞2着
7ミスラーゴ
Miss Lago
4牝
9.8倍
G.ベノワ
55kg
211戦【1-6-2-2】
仏G1ロワイヤルオーク賞2着
8アンドロメダギャラクシー
Andromeda Galaxy
4牝
8倍
C.スミヨン
55kg
18戦【2-1-1-4】
仏オークス5着(9頭)
9ストリートシークレット
Street Secret
4牝
18倍
M.ギュイヨン
54kg
大差8戦【3-1-0-4】
重賞初出走

2012年4月29日日曜日

ルーラーシップが快勝。香港クイーンエリザベス2世カップ

4月28日に行われた国際G1香港クイーンエリザベス2世カップ(芝2000m)は、3番手の内を追走した3番人気ルーラーシップが最終コーナー出口で逃げ馬が開けた最内を突くと、直線に入ってすぐに後続を突き離し、最後は3・3/4馬身差をつけて優勝しました。日本馬の優勝は2003年のエイシンプレストン以来のことです。

スタートから前につけ、カリフォルニアメモリーが外枠もあったでしょうが最後方に下げた時点で勝ったなと思いました。

2012年クイーンエリザベス2世カップのレース映像はこちら(公式、英語)。日本語実況は下のYouTubeをどうぞ。



昨年の香港ヴァーズ2着でシンコウキング産駒の2番人気サムザップが2着。ローカルG1香港クラシックマイル勝ち馬で前走の香港ダービー(芝2000m)は3着に敗れていた1番人気スイートオレンジが3着。

香港ダービー馬フェイフェイは逃げて10着。昨年の香港カップ勝ち馬カリフォルニアメモリーは後方から追い込んで5着。昨年の愛ダービー馬米G1セクレタリアトS.(芝10ハロン)も勝っているトレジャービーチは2番手を先行しましたが9着。

香港クイーンエリザベス2世カップ(The Audemars Piguet QEII CUP)
2012年4月29日、香港・シャティン競馬場、芝2000m
4歳以上、G1、13頭、レース結果、総賞金1400万香港ドル
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1ルーラーシップ
Rulership
5牡
5.55倍
U.リスポリ2分02秒3816戦【8-1-1-6】
重賞5勝目
2サムザップ
Thumbs Up
7セン
5.5倍
B.プレブル3・3/435戦【8-8-6-13】
G1香港ヴァーズ2着
3スイートオレンジ
Sweet Orange
4牡
3.1倍
W.マーウィン1/415戦【4-5-3-3】
香港クラシックマイル1着

サンデーサイレンス系キープザフェイス産駒の今後が楽しみになった28日の豪競馬

4月28日に豪コーフィールド競馬場で行なわれたハンデ戦(芝1400m、総賞金7万豪ドル、3歳牝馬)で、サンデーサイレンス系キープザフェイス産駒ラッキーぺニー Lucky Penny が2着に2・3/4馬身差をつけて勝ち、デビュー以来2連勝としました。

また同日の豪モーフェットヴィル競馬場で行われた準重賞 Dequetteville Stakes(芝1200m、総賞金8万豪ドル、2歳牝馬)において、同じくキープザフェイス産駒ディンカムダイヤモンド Dinkum Diamond が3/4馬身差2着に入っています。デビュー戦を勝って以来4ヶ月ぶりの出走でした。

現4歳が初年度産駒のキープザフェイス Keep The Faith は、父サンデーサイレンス、母デュエリングガール、母の父デイジュールという血統。母の半兄2頭は重賞勝ち馬です。キープザフェイスはオーストラリアで準重賞1勝、アメリカに移籍しG2ケルソーH.3着(10頭)などしました。

種牡馬入り後はオーストラリアで多数の勝ち馬を出していますが、準重賞以上だと2011年の準重賞タスマニアンギニー1勝だけのようで、ほかに豪G2アンガスアルマナスコS.(芝1400m、3歳牝馬)2着がある程度。

ただ28日の結果を見るとラッキーペニーとディンカムダイヤモンドは準重賞以上の勝利も期待できそうだなと。ラッキーペニーの次走は5月12日の準重賞 Laelia Stakes(モーフェットヴィル・1600m、3歳牝馬)の予定


ちなみに3月に紹介したアグネスワールド後継種牡馬ワンダフルワールド産駒の勝利はまだありません。

2012年4月28日土曜日

豪G1クイーンエリザベスS.は母の父サンデーサイレンスのモアジョイアスが逃げ切りG1競走8勝目

4月28日に行われた豪G1クイーンエリザベスS.(2歳以上、芝2000m)は母の父サンデーサイレンスで、先週の豪G1ドンカスターマイルを勝ったモアジョイアスが2000mも関係なく逃げ切ってG1競走8勝目を挙げました。重賞17勝目。

しかも2着に負かした相手が豪G1オーストラリアンカップ(芝2000m)、豪G1ランヴェットS.(芝2000m)、豪G1ザ・BMW(芝2400m)と3月から豪G1競走3連勝中の3番人気マニガーだから価値が高い。

オーストラリアンカップ3着、ザ・BMW2着と調子を上げてきた2010年のメルボルンカップ勝ち馬アメリカインは2番人気6着。ペンタイア産駒で3月の豪G1ランヴェットS.(芝2000m)2着ランギラングドゥー Rangirangdoo は4着。


モアジョイアスにはロイヤルアスコットへの招待がありましたが、遠征するとコックスプレートへ十分に調整ができないので向かうつもりは無いと陣営のコメントがありました。実際に2000mでマニガーを負かしたのでロイヤルアスコットは100%無くなったと考えていいでしょうね。

2012年のレース映像。2着マニガーは芦毛。

クイーンエリザベスステークス(Tabcorp Queen Elizabeth Stakes)
2012年4月28日、オーストラリア・ランドウィック競馬場、芝2000m
2歳以上、G1、8頭、レース結果、総賞金50万豪ドル
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1モアジョイアス
More Joyous
5牝
3.25倍
N.ラウィラー
57.0kg
2分05秒3326戦【19-0-2-5】
重賞17勝目
2マニガー
Manighar
6セン
6倍
D.オリヴァー
59kg
2・1/228戦【10-5-4-9】
仏G2と豪G3それぞれ1勝
3シークレットアドマイラ
Secret Admirer
4牝
13倍
B.アヴドゥラ
57kg
1・3/416戦【3-3-6-4】
エプソムH.他G1競走2勝

2012年4月27日金曜日

ビューティーパーラーが英G1コロネーションS.に登録

ディープインパクト産駒ビューティーパーラー Beauty Parlour がロイヤルアスコットミーティングの英3歳牝馬G1コロネーションS.(6月22日、芝1マイル)に登録しています。またハットトリック産駒ダビルシム Dabirsim は英3歳G1セントジェームズパレスS.(6月19日、芝1マイル)に登録。

ダビルシムの登録については、仏ダービーの2100mは距離が持たないと以前から考えているフェルラン調教師が2月時点で言及しているのでいいとして。

フランスギャロのサイトによると、ビューティーパーラーが27日現在で登録しているのは次の4レース。
  • 5月13日仏1000ギニー
  • 5月27日サンタラリ賞
  • 6月17日ディアヌ賞(仏オークス)
  • 6月22日コロネーションS.
上3つはいずれも仏3歳牝馬G1。コロネーションS.は英3歳牝馬G1で、昨年はイモータルヴァースが勝ったレースです。

ビューティーパーラーは仏1000ギニーからディアヌ賞の路線が最有力。ディアヌ賞からコロネーションS.を連闘で使うとは考えにくいので、仏1000ギニーのレース振り次第では、マイル路線にとどまれるように念のため登録しただけでしょう。

2012年4月22日日曜日

豪G1ドンカスターマイルは母父サンデーサイレンスのモアジョイアスがG1競走7勝目

4月20日に行われた豪G1ドンカスターマイル(芝1600m)は、前走の豪牝馬G1クイーンオブザターフS.(芝1500m)勝ち馬でトップハンデのモアジョイアスが、4,5番手外目を追走し、最後の直線で外から危なげなく差し切って優勝。重賞15勝目、G1競走7勝目を挙げました。

2着にモアジョイアスより1kg軽い牡馬のトップハンデで、2走前の豪G1ノートンS.(芝1600m)でG1競走3勝目を挙げていたシュートアウト(母父ペンタイア)が入り、3着に最終コーナーで最内の最短コースを通って距離を稼ぎ一時先頭に立ったヨーセイ(母父フジキセキ)が入っています。

2012年ドンカスターマイルのレース映像

モアジョイアスは父モアザンレディ、母サンデージョイ、母の父サンデーサイレンスという血統。豪G1オーストラリアンオークス勝ち馬であるサンデージョイの半妹に、ザ・BMWなど豪G1競走4勝のチューズデイジョイ Tuesday Joy (その父カーネギー)がおり、吉田勝己氏がそのチューズデイジョイの2010(父モアザンレディ、つまりモアジョイアスの3/4同血)を先日の豪セールにおいて75万豪ドルで落札しています。


この日は京都競馬場でオーストラリアデーがおこなわれましたが、ランドウィック競馬場でもその交換競走なのか、ドンカスターマイルの1レース前に"Japan Racing Association Plate"という準重賞が開催。このレースではヤマニンヴァイタル産駒が短クビ差2着、またニュージーランドではヤマニンバイタル産駒とジャングルポケット産駒がそれぞれニュージーランドG3を勝っており、オセアニアで日本関係の血統が活躍が目立った1日でした。

ヤマニンバイタル産駒インフェルノが新G3カンタベリーゴールドカップ2連覇
新G3ホークベイゴールドカップはジャングルポケット産駒フレミントンが重賞初勝利
         
ドンカスターマイル(B M W Doncaster Mile)
2012年4月20日、オーストラリア・ランドウィック競馬場、芝1600m
3歳以上、ハンデ、G1、19頭、レース結果、総賞金20万豪ドル
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1モアジョイアス
More Joyous
5牝
3.75倍
N.ラウィラー
57.5kg
1分35秒5725戦【18-0-2-5】
重賞16勝目
2シュートアウト
Shoot Out
5セン
7.5倍
J.ボウマン
56.5kg
3/429戦【8-5-5-11】
豪G1オーストラリアンダービー1着
3ヨーセイ
Yosei
4牝
31倍
M.ペイン
52kg
24戦【4-1-2-17】
G1競走3勝

新G3ホークベイゴールドカップはジャングルポケット産駒フレミントンが重賞初勝利

4月21日に行われた新G3ホークスベイゴールドカップ(芝2200m)は、逃げ馬のすぐうしろ最内3番手を追走した5番人気のフレミントンが残り200mで先頭に立つと、ゴール直前で内と外から追い上げられましたが、なんとかハナ差凌いで勝ち、重賞初勝利を挙げました。

ジャングルポケット産駒のフレミントンは2008年10月にデビューしましたが、初勝利を挙げたのは2012年1月の25戦目でのこと。そこから5着、1着、1着、3着と来て、ここまで準重賞の出走もありませんでしたが、重賞初出走だったこのレースも制しています。ジャングルポケットは格上げ初戦でもアタマから狙えるのはニュージーランドでも共通のようですね。

2012年ホークスベイゴールドカップのレース映像(要登録)。

ちなみに2レース後の最終レース(条件戦)でもジャングルポケット産駒ミコ Miko(5歳セン馬)が勝っています。

ホークスベイゴールドカップ(Lynn Electrical Hawke's Bay Gold Cup)
2012年4月21日、ニュージーランド・ヘイスティング競馬場、芝2200m
3歳以上ハンデ、G3、16頭、レース結果、総賞金7万NZドル
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1フレミントン
Flemington
6セン
13.8倍
M.ヒルズ
53kg
2分14秒9730戦【4-5-8-】
準重賞出走経験もなかった
2ラヴィエンヌ
La Vienne
4牝
7.5倍
R.マイヤーズ
53kg
ハナ10戦【3-2-2-3】
同上
3オプションズ
Options
5牝
6.7倍
A.コレット
54.5kg
アタマ21戦【7-2-2-10】
準重賞1勝、G1で7着

ヤマニンバイタル産駒インフェルノが新G3カンタベリーゴールドカップ2連覇

4月21日に行われた新G3カンタベリーゴールドカップ(芝2000m)は、後方3番手を追走した3番人気インフェルノが残り1ハロンで直線外から一気に差しきり、この競走2連覇、1年ぶり重賞2勝目を挙げました。2走前に新G1ニュージーランドS.(芝2000m)5着しています。

2着に7番人気、3着に11番人気とどちらも重賞実績の無い2頭が来て波乱気味の結果でした。1番人気のイーグルマウンテンは8着。

インフェルノの5代血統表。父はヤマニンバイタルです。

2012年カンタベリーゴールドカップのレース映像(要登録)。2011年の動画はこちら(YouTube、画質悪い)

カンタベリーゴールドカップ(Coca-Cola Canterbury Gold Cup)
2012年4月21日、ニュージーランド・リカートンパーク競馬場、芝2000m
3歳以上、G3、15頭、レース結果、総賞金10万NZドル
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1インフェルノ
Inferno
6牝
7.1倍
S.ムニアンディ
57kg
2分01秒4838戦【9-4-6-19】
重賞2勝目
2ウィンドホイッスル
Windwhistle
4セン
16.6倍
L.キャラウェイ
59kg
142戦【9-9-7-17】
重賞2走目
3ザピーラー
The Pearler
7牝
41.9倍
L.ロビンソン
57kg
クビ41戦【9-5-6-21】
2年前に4着

2012年4月20日金曜日

シーキングザダイヤ産駒が米初勝利。チリでクイックに種付けしている

4月19日の米ローンスターパーク競馬場・第2レース、2歳メイドンスペシャルウェイト(未出走馬戦、ダート900m、総賞金2万0300ドル)にシーキングザダイヤ産駒シーキングペイデイ Seeking Payday が単勝2.7倍の1番人気で出走し、2着に2・3/4馬身差をつけて優勝しました。

Lone Star Park - Race 2 - 4/19/2012 | Races | BloodHorse.com

シーキングザダイヤは2008年に日本で種付けを行ったあと、2009年からはアメリカのヒルンデイルファームで種牡馬として供用されていました。シーキングペイデイはそのアメリカでの初年度産駒として初勝利を挙げました。ただし、ヒルンデイルファームの種牡馬一覧にシーキングザダイヤの名前が無いため(個別ページは存在する)、今年とおそらく昨年もシャトル先のチリから帰ってこなかったようです。


ところで、なぜ今まで気付かなかったのか、チリで2009年、2010年と2年連続で種付けした相手にクイックがおり、2頭の牡馬が誕生しています。クイック自身は未勝利ですが、全兄に1991年の南アフリカ年度代表馬 Ilustrador がいる良血。またクイックの子クイックカサブランカは今年2月に智G1エルダービー、および3月にラテンアメリカ諸国で最も重要な競走のひとつである亜G1ラテンアメリカ・ジョッキークラブ協会大賞とG1を2連勝しました。クイックカサブランカはほかにG1で2着4回3着1回があります(G1ナシオナルリカルドリヨン大賞の1位入線2着降着含む)。

クイックカサブランカの生産者がシーキングザダイヤの繋養先である Haras Matancillaというわけです。クイック産駒はカサブランカ以前にも7頭がデビューし、うち3頭が重賞入着馬になっていますが、クイックカサブランカの活躍以降にシーキングザダイヤを種付けされる可能性は、まったく無いとは言えないものの、全弟、全妹配合が可能である間はいくらか低くなるのは明らかでクイックに2年連続というのはとても時期に恵まれたと言えるでしょう。

他にHaras Matancillaの生産馬としては08年G1チリ競馬場大賞勝ち馬コンスルロマノの半弟もいます。こちらはG1勝ち後に種付けと。結構大事にされていることが分かります。


また米国産馬としてはシーキングザダイヤの2011年生まれの産駒に、2011年2歳牝馬G3ソレントS.(ダート6.5ハロン)勝ち馬マイティーキャロライン Mighty Caroline の半妹がいます。マイティーキャロラインはソレントS.を勝ち3戦2勝2着1回としたあと故障のためにすでに引退しましたが、ソレントS.で負かした相手にはG1サンタアニタオークス勝ち馬ウィラビーオーサムG1ハリウッドスターレットS.勝ち馬キラーグレーシズ(ソレントS.の前走でマイティーを2着に下す)がいました。

マイティーキャロラインの父ストーミーアトランティックは、その父ストームキャット、母父シアトルスルーなので、シーキングザダイヤの父ストームキャット、母母父シアトルスルーと似た血統。

ストーミーアトランティックがG1馬を出して成功したから、ヒルンデイルファームは似た血統のシーキングザダイヤを呼び戻さない判断をしたのかもしれませんね)

クイックカサブランカの半弟も、マイティーキャロラインの半妹もどちらもとても期待できそうなので、無事にデビューしてくれることを願っています。

2012年4月18日水曜日

父父サンデーサイレンスもう1頭の仏1000ギニー有力馬ボルドクサグが引退

2011年の仏2歳牝馬G3レゼルヴォワール賞(芝1600m)を勝って3戦3勝としていたボルドクサグ Boldogsag の引退が決まったとのこと。ボルドクサグの父レイマンはサンデーサイレンス産駒。つまりボルドクサグは父の父がSSです。

Actualité courses hippiques. PLAT - Clap de fin pour BOLDOGSAG
@francekeiba さん経由)
Boldogsag rejoint le haras - Tiercé Magazine

どうも屈腱炎のようです。今年から?繁殖入りし、初年度はキングズベストの種付けを考えていると。ボルドクサグの5代血統表。キングズベストであればミスタープロスペクターの3×4。ヌレイエフの4×4。


レゼルヴォワール賞で短アタマ差の2着に負かしたマシューラが、4月5日の仏3歳牝馬G3インプルーデンス賞(芝1400m)をクビ差で勝利。これは最後の数十メートルを流しての着差であり、最後まで追っていれば1-2馬身は離していたでしょう。

レゼルヴォワール賞後にP.バリー調教師が「来年は仏1000ギニーを使う」と述べていました。ディープインパクト産駒ビューティーパーラーが仏1000ギニーの最重要前哨戦グロット賞を勝っており、ボルドクサグの今年初戦次第ではもしかすると父父サンデーサイレンスの2頭が仏1000ギニー1,2番人気または1,2着もあるのではないかと思っていたのですが、3歳は未出走のまま引退と残念な知らせとなりました。

2012年4月17日火曜日

ハットトリック産駒ハウグレートは次走からまた芝のレースに出走

オールウェザーの米G1ブルーグラスS.で5着に敗れたハウグレートについて、モーション調教師は「少し残念な結果だったが、単に彼がポリトラック馬場を好んでいないだけです」と述べました。また Team Valor International の COO、Bradley Weisbord 氏も「次走は芝のレースを使うことになるだろう」と述べています

というわけで獲得賞金が足りないケンタッキーダービーはもちろん、プリークネスS.やベルモントS.にも出走しなさそうです。

次走について現時点で特定レース名の言及はなく、IFHAで3歳限定芝G1を調べたところ、牝馬限定除くと、8月18日のセクレタリアトS.(10ハロン、昨年は同年の英ダービー2着愛ダービー1着のトレジャービーチが優勝)までありません。

3歳以上で8.5ハロン以上の芝G1は8月までだと次の4レース(牝馬限定除く)
6月9日G1マンハッタンH.ベルモントパーク10ハロン50万ドル
6月9日G1チャールズウィッティンガム
メモリアルH.
ハリウッドパーク10ハロン25万ドル
8月18日G1アーリントンミリオンS.アーリントン10ハロン100万ドル
8月18日G1スワーヴダンサー招待S.サラトガ12ハロン60万ドル


6月末までに行なわれる、3歳牡馬が出走可能な8.5ハロン以上のG2・G3であれば次のとおり。アメリカンターフS.はケンタッキーオークス当日のチャーチルダウンズ競馬場で行われます。
4月27日G3イングルウッドH.ハリウッドパーク9ハロン10万ドル
5月4日G2アメリカンターフS.(3歳限)チャーチルダウンズ8.5ハロン20万ドル
5月5日G3フォートマーシーS.ビューラーパーク8.5ハロン15万ドル
5月19日G2ディキシーS.ピムリコ9ハロン30万ドル
5月26日G2ルイヴィルH.チャーチルダウンズ12ハロン10万ドル

ハットトリック産駒ダビルシム初敗戦、フォンテーヌブロー賞のレース映像

ハットトリック産駒ダビルシムが短アタマ差2着した仏3歳G3フォンテーヌブロー賞のレース映像です。結果紹介は「仏G3フォンテーヌブロー賞でダビルシム僅差2着に敗れる。ドラゴンパルスが優勝」。

ゲート向かって右から3頭目がダビルシム。勝ったドラゴンパルスは一番右の馬。

15.04.2012 Longchamp (FR) 6.Race Prix de... 投稿者 HorseRaceSports


下の YouTube 動画は Racing UK がゴール前だけを取り上げたもの。スミヨン騎手が左右を振り返っているところを中継で見たときの印象では、馬なりのままだと思っていましたが、改めて見るとある程度は追ってますね。抜け出してからスミヨン騎手が後ろを振り返るのは、例えば5日の仏3歳牝馬G3インプルーデンス賞でも見られたようにいつものことではありますが(直線での様子)、それで負けるのは特に無敗馬だっただけにカッコ悪い。

2012年4月16日月曜日

グロット賞ビューティーパーラーのレース映像

仏3歳牝馬G3グロット賞のレース映像です。青の勝負服がディープインパクト産駒ビューティーパーラー Beauty Parlour

それから昨日の記事「仏3歳牝馬G3グロット賞はディープインパクト産駒ビューティーパーラーが優勝」で仏1000ギニーの開催日を「5月8日」と書きましたが、13日の間違いでした。



2012年4月15日日曜日

仏G3フォンテーヌブロー賞でダビルシム僅差2着に敗れる。ドラゴンパルスが優勝

4月15日に行われた仏2000ギニー前哨戦、仏3歳牡馬G3フォンテーヌブロー賞(芝1600m)に、昨年のフランス年度代表馬に選ばれたG1競走2勝馬ハットトリック産駒ダビルシム Dabirsim が今年初出走。

今回からスミヨン騎手が騎乗し、4番手の外目をすこし掛かりながら追走し、最後の直線で一度は先頭に立ちましたが、後方から2頭目(前から5頭目)を追走したドラゴンパルスにゴール直線でわずかに差し切られ、デビュー6戦目で初めて敗れました。直線半ばではスミヨン騎手が左右に頭を振って後方を見ていたので余裕なのかなと思いましたが。

Dragon Pulse beat Dabirsim
内ダビルシム、外ドラゴンパルス


レース映像。ゲート向かって右から3頭目がダビルシム。勝ったドラゴンパルスは一番右の馬。

15.04.2012 Longchamp (FR) 6.Race Prix de... 投稿者 HorseRaceSports

ドラゴンパルスは昨年9月の愛2歳G1ナショナルS.(芝7ハロン)に1番人気で出走し1/2馬身差2着(9頭立て)。フォンテーヌブロー賞はそのナショナルS.以来の出走でした。またその前走の愛G2フューチュリティS.(芝7ハロン)では、のちに英G1デューハーストS.(芝7ハロン)を勝つパリッシュホールに1・3/4馬身差をつけて優勝している強豪馬です。

またフォンテーヌブロー賞3着に入ったのは、仏2歳G1モルニー賞でダビルシムから約3馬身差4着、仏2歳G1ジャンリュックラガルデール賞(芝1400m)で3/4馬身差2着だったソーファスト。ダビルシムはこれに2・1/2馬身差をつけました。

というわけで敗れはしましたがそう悪い結果でもなく、仏2歳G1クリテリウム・アンテルナシオナル(芝1600m)勝ち馬フレンチフィフティーンが英2000ギニーに向かうのも、次走予定の仏3歳G1プールデッセデプーラン(5月13日、仏2000ギニー)に向けて良い材料ではあります。

今年1月、ダビルシムについて管理するフェルラン調教師が距離について、マイルは問題ないが仏ダービー(2100m)についてダビルシムがこなせるか大きな疑問があると述べており、2000ギニー後はマイル路線にとどまることもありそうです。また2月には、仏2000ギニー後に英G1セントジェームズパレスS.(6月19日、ロイヤルアスコット開催・芝1マイル)に出走する可能性に言及していました。


ちなみにこの1レース前の仏3歳牝馬G3グロット賞でディープインパクト産駒ビューティーパーラーが重賞初出走初勝利を挙げています。フォンテーヌブロー賞の時計はそれより約2.9秒遅いものでした。それならダビルシムが掛かったのもうなずける。

フォンテーヌブロー賞の連続写真またはこちらレース映像予備(有料)。4番手外がダビルシム。黄色の勝負服、紫の帽子がドラゴンパルス。

フォンテーヌブロー賞(Prix de Fontainebleau
2012年4月15日、フランス・ロンシャン競馬場、芝1600m
3歳牡、全馬58kg、G3、6頭、レース結果、総賞金8万ユーロ
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1ドラゴンパルス
Dragon Pulse
3牡
8.4倍
G.ベノワ1分40秒735戦【3-2-0-0】
重賞2勝目
2ダビルシム
Dabirsim
3牡
1.6倍
C.スミヨン短アタマ6戦【5-1-0-0】
G1競走2勝
3ソーファスト
Sofast
3牡
4.5倍
O.ペリエ2・1/25戦【2-1-1-1】

仏3歳牝馬G3グロット賞はディープインパクト産駒ビューティーパーラーが優勝

4月15日に行われた仏1000ギニー前哨戦、仏3歳牝馬G3グロット賞(芝1600m)にディープインパクト産駒で2戦2勝のビューティーパーラーが重賞初出走。1番人気に支持されたビューティーパーラーは4,5番手の外につけてしっかりと折り合い、直線で鋭く抜け出して2着に4馬身ほどの差をつけて優勝しました。

ディープインパクト産駒の海外重賞勝利はこれが初めて。ビューティーパーラーの全兄バロッチが昨年9月の仏3歳G3プランスドランジュ賞(芝2000m)で1馬身差2着したことがありました。

グロット賞のレース映像。青の勝負服がビューティーパーラー。



ソース:geny.com

道中2,3番手の内を先行したゴドルフィンのウーヴンレース(3月の新馬戦2馬身差で勝利、母は仏G3モートリー賞勝ち馬)が2着。後方を追走した重賞初出走のミスカーミーが3着でした。

仏2歳牝馬G3オマール賞(ロンシャン競馬場・芝1600m)勝ち馬で、仏2歳牝馬G1マルセルブサック賞(ロンシャン競馬場・芝1600m)4・1/4馬身差3着の2番人気ザンテンダは逃げて6着。10月のデビュー戦(1600m)を5馬身差で勝って以来の出走だったマンディスタナが4着。

グロット賞の連続写真またはこちらレース映像予備(有料)。青の勝負服がビューティーパーラー。

ビューティーパーラーの次走は不明ですが、5月13日にグロット賞と同じロンシャン競馬場・芝1600mで行なわれるプール・デッセ・デ・プーリッシュ(仏1000ギニー)に登録しています。

デビュー戦アレダムール賞(2歳牝馬未出走馬限定戦)は8馬身差、2戦目エスメラルダ賞(条件戦)も3・1/2馬身差、 重賞初出走の今回は前走より差を広げて4・1/2馬身差。アレダムール賞→エスメラルダ賞→グロット賞という路線は、昨年のグロット賞を1・1/2馬身差で勝ったあと、仏1000ギニーG1ディアヌ賞(仏オークス)を無敗のまま制したゴールデンリラックと同じです。ビューティーパーラーが仏1000ギニーで1番人気になるでしょう。

グロット賞(Prix de la Grotte)
2012年4月15日、フランス・ロンシャン競馬場、芝1600m
3歳牝馬、全馬57kg、G3、7頭、レース結果、総賞金8万ユーロ
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1ビューティーパーラー
Beauty Parlour
3牝
2.4倍
C.スミヨン1分37秒823戦【3-0-0-0】
重賞初勝利
2ウーブンレース
Woven Lace
3牝
8.5倍
M.ギュイヨン4・1/22戦【1-1-0-0】
重賞初出走
3ミスカーミー
Miss Carmie
3牝
27倍
T.ジャルネ25戦【1-2-1-1】
重賞初出走
4マンディスタナ
Mandistana
3牝
4.9倍
C.ルメールアタマ2戦【1-0-0-1】
重賞初出走

2012年4月8日日曜日

ダビルシムにはスミヨンが騎乗。ディープ産駒アクアマリンが明日出走

4月15日に今年初戦を迎えるハットトリック産駒ダビルシム Dabirsim は、G1競走2勝時にコンビを組んだデットーリ騎手ではなく、クリストフ・スミヨン騎手が騎乗することになりました。馬主のサイモン・スプリンガー氏がスミヨン騎手と騎乗契約を結んだためです。

FRANCE Soumillon new jockey for top colt Dabirsim - Racing Post

ご存知のとおり、スミヨン騎手はウィルデンシュタイン家と最優先騎乗契約を結んでいますから、スプリンガー氏との契約は「他の約束が許す限り(つまりウィルデンシュタインの所有馬と重ならない限り)優先して騎乗する」というものです。

フェルランド調教師「スミヨン、ペリエ、デットーリ、彼らは世界で最高の名手です。彼らの一人に依頼できるというのは嬉しいものであり、全て上手くいくと期待できます。」



それから、ウィルデンシュタイン家のディープインパクト産駒アクアマリン Aquamarine が4月8日のPrix De La Savonnerie(ラサヴォネリー賞、ロンシャン競馬場・芝2000m)に出走予定です。もちろん(といっても3走ぶりですが)スミヨン騎手が騎乗。海外で走るディープインパクト産駒としては今年初出走のはずです。

1着賞金1万4000ユーロの、重賞でも準重賞でも無いレースなので、3勝目を期待したいところですが、Staros という、ディープ産駒バロッチが2着した仏G3プランスドランジュ賞(ロンシャン・2000m)の5着馬(2着バロッチとは頭差、他にG3で4着2回)や、2010年の2歳G3勝ち馬 Maxios も出走するので、牝馬限定準重賞を2戦して勝てていないアクアマリンにとっては厳しい相手です。

準重賞リアンクール賞、ディープ産駒アクアマリンは6着。アドヴェンチャーシーカーが優勝
ディープ産駒アクアマリンはフランス準重賞で4着


そしてそのバロッチが、おくよしさんのツイートで知ったのですが、米フロリダ州の調教施設で時計を出しています(ダートで2本)。事情は分かりませんが、移籍か、少なくとも米遠征であることは間違いないはずで、海外(フランス)で初めて走ったディープ産駒であるバロッチが、初めてアメリカで走るディープ産駒にもなると思われます。

2012年4月2日月曜日

4月15日はディープ産駒ビューティーパーラーも仏重賞に出走か

昨日の記事で4月15日にハットトリック産駒2頭が海外重賞に出走すると書いたばかりですが(4月15日はハットトリック産駒が海外2重賞に出走)、ディープインパクト産駒ビューティーパーラーも同日のフランス3歳牝馬重賞に登録していました。情報元↓


ラ・グロット賞の昨年の勝ち馬はフランス3歳牝馬2冠を制したゴールデンリラック。今年はハットトリック産駒ダビルシムが出走するフォンテーヌブロー賞の1レースあと、ロンシャン競馬場の第5レースとして行われます。 今年の発走時間を調べられなかったのですが、昨年はフォンテーヌブロー賞が第5レースとして日本時間22時42分に行われているので、今年もそのあたりの時間でしょう。

というわけで、日本時間4月15日は少なくとも3頭の父父サンデーサイレンスが海外重賞を走ることになりそうです。

ハットトリック産駒ハウグレートが日本時間15日早朝(現地時間14日)の米G1ブルーグラスS.(キーンランド競馬場・AW9ハロン)に。BCジュベナイル勝ち馬ハンセンも出走。

ハットトリック産駒ダビルシムが日本時間15日夜に仏G3フォンテーヌブロー賞(ロンシャン競馬場・芝1600m)に。愛2歳G1勝ち馬愛G1でそれぞれ2着1回のパワーも登録していますが、イギリスのレースにも登録しており、そちらを優先するのではないでしょうか。ただ、パワーと同じオブライエン調教師が管理する英2歳G1勝ち馬クルセイドも登録がありこちらは出てくるかもしれません。また仏2歳G1クリテリウム・アンテルナシオナル(芝1600m)勝ち馬フレンチフィフティーンも登録しており、4月5日のジェベル賞に出走しなければ出てくるでしょう。

ビューティーパーラーは2歳時2戦2勝。ラ・グロット賞には重賞2勝馬も登録しているので、勝つのは容易ではないと思いますが、クラシック戦線に向けて良い競馬を期待。
ディープインパクト産駒ビューティーパーラー、デビュー戦を8馬身差快勝
ディープ産駒ビューティーパーラーがフランスでデビュー2連勝


ちなみに昨年10月の仏2歳牝馬G3レゼルヴォワール賞(芝1600m)を勝ったレイマン産駒ボルドクサグ Boldogsag (これも父父サンデーサイレンス)は4月2日現在、4月のレースへの登録はありません。

2012年2月19日日曜日

ハットトリック産駒ハウグレートは3月11日のパームビーチS.で重賞初出走か

3連勝中のハットトリック産駒ハウグレート Howe Great の次走は3月11日に行なわれる米G3パームビーチS.(ガルフストリームパーク競馬場・芝8.5ハロン)になりそうです。

Animal Kingdom sharp, Motion maps out plan for three-year-olds - Thoroughbred Times

またモーション調教師によると、パームビーチS.でもこれまでのように良い競馬をできた場合は、4月14日の米G1ブルーグラスS.(キーンランド競馬場・AW9ハロン)に進むだろうとのこと。

調教後の様子→http://yfrog.com/oez0rzf
前走のレース映像
ハットトリック産駒ハウグレート、キトゥンズジョイS.優勝

ちなみにハウグレートの前走キトゥンズジョイで2着だったラッキーチャッピーは、18日の米G3エルカミノリアルダービー(AW9ハロン、レース映像)でハナ差2着しました。勝ち馬ダディーズノーズベストはBCジュベナイルターフ6着馬(約4馬身差)。3・1/2馬身差の3着ハンサムマイクはG3で2着があり、G1キャッシュコールフューチュリティーで14頭立て7着(約3馬身差)していました。




また同じハットトリック産駒のダビルシムについて、仏2000ギニーを目標とすることが決まったと紹介しましたが、フェルラン調教師が仏2000ギニー後に英G1セントジェームズパレスS.(6月19日、ロイヤルアスコット開催・芝1マイル)に出走する可能性に言及しています。

ダビルシムの春は仏2000ギニー後に英国遠征 | netkeiba.comニュース
DABIRSIM SIDESTEPS NEWMARKET GUINEAS | Sporting Life

種牡馬としての価値を考えた場合、海外で勝っておくのも重要なことだから、とのこと。英G1セントジェームズパレスS.は昨年フランケルが勝ったレースで、日本からもグランプリボスが参戦し、8着だったレースです。