2009年6月25日木曜日

レイチェルアレクサンドラ、今年のブリーダーズカップには出走せず

牝馬ながらプリークネスステークスを勝ったレイチェルアレクサンドラのオーナーの一人、ジェス・ジャクスンは、今年のブリーダーズカップにレイチェルを出走させない意向を表明しました。

今年の BC は去年と同じ、「プロライド」(または、Synthetic(=合成)やオールウェザー)と呼ばれる人工馬場を採用しているサンタアニタ競馬場で行われます(11月6日、7日)。レイチェルのオーナー、ジェス・ジャクスンは去年のBCクラシックで敗れたカーリンのオーナーでもあり、合成馬場を嫌っていることでも知られています(カーリンを凱旋門賞に出走させようとしたこともありました)。BC 回避もこれが理由のようです。
“I have a very strong dislike for plastic surfaces. I’ve seen dirt horses run on plastic – they struggle over it. Curlin did last year. I think plastic favors turf horses.”
私は合成馬場が嫌いだ。これまで多くのダート馬が合成馬場を走るのを見てきたが、馬場と格闘する羽目になっている。去年のカーリンもそうだった。合成馬場は芝馬に有利に思える。
レイチェルは今週末の3歳牝馬限定戦マザーグースステークスに出走予定ですが、これは5頭立てのレースになりました。プリークネスステークスに続きボレロ騎手が騎乗する予定。

また、今年中に少なくとももう一度、牡馬混合戦に出走する意向も表明されました。8月2日のハスケル招待ハンデか8月29日のトラヴァースS.の名前が挙がっています。他の次走候補として、7月19日のデラウェアハンディキャップ(3歳以上牝馬限定)、7月25日のアメリカンオークス(3歳牝馬、ダート10ハロン)、8月22日のアラバマステークス(3歳牝馬、ダート10ハロン)が挙げられていますが、第1候補はトラヴァースS.とのこと。


レイチェルアレクサンドラは来年も現役を続行する予定であることも表明されました。チャーチルダウンズで行われる来年のブリーダーズカップについては前向きな姿勢を示しています。

No Breeders' Cup for Rachel Alexandra | Blood-Horse.com

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