2009年6月29日月曜日

落馬で負けた馬が、レース後に勝ち馬の騎手に復讐する動画

2009年4月3日(金)、イギリスの競馬場で、落馬した馬がレース直後、勝ち馬の騎手に復讐するという事件が起こりました。まずは YouTube 動画をご覧ください。



この復讐事件(笑)があったのは、世界でもっとも過酷な競馬レースといわれる「グランドナショナル」の開催場所として有名なイギリスのエイントリー競馬場

2009年のグランドナショナル前日に行われたあるレースで、1頭の馬から騎手が落馬。落馬した馬(「カラ馬」と言う)には騎手の誘導はありませんが、馬には群れで走る習性があり、怪我が無ければ大抵の場合、落馬後もレース中の他の馬とコースを回ります。


Irish Raptor が1着でゴールする。騎手はパディ・ブレナン。黄色の勝負服(騎手の服のこと)
Irish Raptor win at Aintree


その4秒後にカラ馬がゴール版を通過する(もちろん失格)。
Angry Horse's Revenge at Aintree


レース後、言葉を交わす1着馬の騎手(左)と2着馬の騎手(右)
Angry Horse's Revenge at Aintree


2頭に近づくカラ馬(1,2着馬の向こうの29のゼッケンの馬)
Angry Horse's Revenge at Aintree


カラ馬に頭突きされ、体制を崩すブレナン騎手。そのまま落馬しました。
Angry Horse's Revenge at Aintree


ブレナン騎手はその後、自力で再度馬にまたがっており、特に大怪我することも無かったようです。

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